前回の記事のp.s.で「考えすぎ」を披露したので、今回はそれメインでいこうと思います。では、どうぞ。
『黒子のバスケ』。バスケファンならご存知の方も多いでしょうこの漫画、私もかなり好きです。
さらっとご説明すると、中学バスケで「奇跡の世代」と呼ばれる5人の選手が同じ中学に所属し、それはそれは強かった。全中の決勝で100点差で勝ったんだっけな。その「奇跡の世代」はそれぞれ別の高校へ進み、進学先のバスケ部でも突出した実力で活躍していました。
で、主人公はその奇跡の世代が居た中学の都市伝説となっていた6thマン、黒子テツヤ。そしてその黒子君と同じ誠凛高校へ入学することになったアメリカ帰りの火神君(やべ、下の名前忘れちった…)。彼らは上級生の力も借りながら、「打倒奇跡の世代」で全国制覇を目指す。
こんな感じでしょうか。
とにかく奇跡の世代の5人の能力がびっくり人間。コービーとブレイク・グリフィンとザック・ラビーンを全て足したような身体能力とバスケセンスで得点を量産する「青峰君」。シャックとADを掛け合わせたような「紫原君」。一度他人のムーブを見ただけですぐにマネできてしまう「黄瀬君」。「赤司君」は相手の動きを予測できる”エンペラーズ・アイ”という眼を持ち、それを使って狙ったときには絶対にアンクル・ブレイクをかますことが出来ます。
そして、今回の本題である「緑間君」。左利きのシューターで、自陣のエンドライン付近から3Pを打ち、隕石が落ちてくるかの弾道でシュートを決めちゃいます(多分ノヴィツキーの3倍アーチ高い)。カリーが出て来たとき、「あ、緑間君にリアルが近づいてきた」と思いました。でも、「近づいてきた」だけ。シュートに関しては緑間君のほうがまだまだ上。
奇跡の世代に限らず登場人物にそれぞれ魅力があり、また特に奇跡の世代の5人と黒子君、火神君は揃ってイケメンということもあって、女性人気も相当あるようです。
(黒子君の能力はあえて伏せておきます。皆様ぜひご一読を)
その緑間君の口癖・座右の銘が「人事を尽くして天命を待つ」。
爪は毎日ヤスリで整え、試合の時以外は指にテーピング。しまいには毎朝占いのチェックも欠かさず、ラッキーアイテムも必ず持ち歩く。確か相手選手の占いの順位も把握していたような。そして「僕が負ける要素は万に一つもないのだよ」と言ってシュートを決める。
結構スカした性格なのですが、そんな人に限ってアツイこと言ったりするとこちらも心揺さぶられてしまい、奇跡の世代の中では一番好きなキャラ。
「このチームに人事を尽くしていないものなど、いないのだよ」、「倒れることは恥ではない、倒れて立ち上がらないことが恥なのだ」など、泣きました。
しかし、一つおかしなことが。この緑間君、漫画のキャラづくりの都合なのでしょう、所謂メガネキャラなのです。
バスケって見てて分かると思うのですが、かなり接触もあるのでメガネでプレーするのは危ないのです。激しく動くとすぐズレてしまいますし。だから、近眼の人はほとんどコンタクト。コンタクトが合わないとか、角膜が弱いとかの選手はメガネではなくいわゆる「ゴーグル」をつけます。ジャバーとか、最近だとアマレもゴーグルマンですね。
しかし、緑間君は「メガネ」。名前に合わせた緑色のフレーム。同じ近眼ボーイズとして「これはおかしい」と、最初に見たときは鼻で笑ってしまって漫画自体も好きになれませんでした。メガネクイーじゃねぇよ、コンタクトにしろよと。人事尽くしてねーじゃんかと。
では、ここで「緑間君メガネ」問題について考えてみます。
まず緑間君のかけているメガネ、見た目はふつーのおしゃれメガネ。バンドみたいなので固定している様子もない。フレームは見た感じセルフレームで、形状は上のフレームのないハーフリム。
この、ハーフリムというところにポイントがあるのではないかと。
バスケはご存知のように上にあるリングにボールを通せばゴールになるスポーツ。なので特にオフェンスでの姿勢はルックアップと言って下を見ずに常にリングやDFを見るのが基本です―これが難しいんだよなぁ。なので、ピボットやドリブルの時もしっかりスタンスを取り、顔・目はリングを見る。特にシュートを打つときはそれが重要になります。
普通のフレームの形だと上を向いたときにフレームが邪魔でリングが見づらいことがあります。私も朝のシュート練とかはメガネでやってましたのでその感覚が多少分かります。しかし、上半分のフレームがなければその心配はないのです。
そして、緑間君はバスケの時以外にも問題のメガネをかけています。日常生活からメガネを体に馴染ませ、感覚を養っているのでしょう。さらに緑間君のこと、あのメガネはおそらく耐衝撃性で、半端なプレーではびくともしない設計になっているのでは?
さらにさらに、あの緑間君のことです。予備のメガネくらい常時しています、多分だけど。ラッキーアイテムで招き猫を持ち歩くくらいだから、メガネの2,3本何てことないのです。これなら試合中にメガネが壊れたり、試合前にメガネを盗むような悪い奴らも怖くありません。
結論、緑間君は人事を尽くしてます。最初、鼻で笑ってすいませんでした。