精神科について書きます。
(このブログは、あくまで個人の見解です。)
精神科に通うこと。
これは一長一短です。
精神科の処方箋は飲まないとおかしいし、逆に飲んでおかしくなることもあります。
それでも、飲まずにはいられない状態に追い込まれることがまず問題でしょう。
現状を見ると、忍耐や自己責任だけで済ましてはいけないのです。
まず勤め人の場合、過酷な労働や、資本主義の理不尽さにやられて、眠れなくなったり、死にたくなったりして、心療内科や精神科に足を運ぶことになります。
ここで問題なのは、処方箋に頼ることです。
もう少しいうと、
寝れないと言われた医師は薬を出すしかないのです。
死にたいと言われれば、抗鬱薬が出されるのでしょう。
そして患者は、医師がいうからと言われるがままに薬を飲みます。
例えば、仮に休息が必要なだけの人がいたとしても出されるでしょう。
問題なのはこのシステムだと思います。
今はまだ、薬以外の方法(社会のケアなど)も万全とは言えません。
ただ、この点だけをクローズアップして、精神科医を否定する人と自分の考えはちょっと違います。
精神科医は必要です。
精神科医を否定する人も精神科医が居なくなれば困る人は大勢いるでしょう。
精神科医が、休養を指示したり、投薬以外のリハビリを勧めたりしますが、この判断はやはり医師が行うのが良いと思います。
ただ、精神(こころ)の問題は、100%医師が治せるものじゃありません。
万能ではないが、いろんなパターンを知っているプロ、というのが精神科に対する印象です。