巨人と西武で週刊誌報道が原因で炎が上がっている点について思うところをメモりたいだけ。そこそこ長文注意。
坂本選手の中絶強制騒動と、源田選手の妻に対する誹謗中傷事件である。
球界を代表するショートを襲った二つの問題は、どちらも週刊誌報道が端緒という点でも共通しているがかなり色彩は異なる。
坂本選手の問題は、明確に本人のやらかしの内容と巨人の対応が不味すぎてわかりやすい「悪」になってしまった。
(報道管制が原因の可能性は高いのだが)大手スポーツ紙やテレビ報道がなくソースが週刊誌しかないので、違うと言えば十分戦えるのにそれをしない。
否定をせず、報道管制をかけたのが事実であれば拭えない事実である可能性が高まるのだが、そうすると今度は釈明もせず居直っているのは印象が悪くなってしまい対応としてはかなり不味い。
事実ではあるが、事実そのものを闇に葬りたい、だから報道そのものをしない、させない、ということなのだろうか。しかし様々な社会問題で疑わしきは罰せよの空気が漂う昨今でそれは通じてくれない。
結局巨人は坂本選手を守りたいのか、というのも実はいまいちピンとこない。選手として今年下り坂が見え始め、致命的な醜態を晒してしまった34歳のベテラン。もはや今回の件が事実では将来の指導者も厳しそう。
あと、08年に似たように下半身トラブルを起こした二岡選手をトレードで追い出した過去とも比較されてしまうのもある。当時の二岡選手と今の坂本選手は立場が似ているようにも思え、だからこそ二岡選手は出して坂本選手は守るというのは一貫性がなく批判の原因にされるのであろう。
着地点としては
1 黙殺を続け忘却を待つ
2 二岡選手の例に習い、オフに坂本選手をトレードに出す
3 謝罪会見を開かせる、場合によっては懲罰を与える
あたりか。
1の場合、実は一番平和に収まる可能性は高い気がしなくもない。ただしそれは忘却が訪れた場合であり、燃料が供給され再燃するなどした場合一番燃え上がる選択肢であり、結局2番や3番の選択肢を迎える可能性もありえる。
2の場合、懲罰としては事実上の追放なので最高峰、しかし同時に坂本選手を巨人の監督として使えなくなる(純血縛りを続けるなら)、戦力を失うという大きな痛手を伴う。それだけのことをしでかし、それだけの対応ミスをしたということでもあるが… またトレードには相手が必要で、この札付き選手を獲得してくれる懐の広い球団は… あ、問題の選手を巨人に引き取ってもらった貸しがある球団が(震え
3が一番道義的には正しいのだが、なんかもうやれるならもうやってる感が否めない選択肢。この選択肢は遅ければ遅いほど効果が薄い上に、会見次第ではさらなる火種が発生する諸刃の刃。
こう並べると、結局巨人と坂本選手が選ぶのは1じゃねえかなぁ… って思う。だって逃げ切った時のリターンが大きすぎる。監督が似たような選択して似たような結果を迎えてるし…
源田選手の場合。こちらかなりドロドロである。
この問題の場合、源田夫妻は明確に被害者だ。それは間違いない。問題は山田夫妻と、名前がわからない第三者達の悪意である。
状況を整理しよう。源田選手の妻を匿名でSNS上での誹謗中傷や個人情報漏洩があった。危機感を覚えた源田夫妻がSNSに情報開示を要求。その匿名の正体は山田選手の妻であった。事態の沈静化のためチームメイトに源田選手は事情を説明、山田選手はミーティングに同席していなかった。ところがなぜかこのミーティングの内容が週刊誌に漏洩し、源田選手の意向で内々に処理するはずだった問題が発覚、さらに山田選手の実名も報道されてしまった。
とりあえず問題点を並べると、山田選手の妻による様々な行為、源田選手と山田選手の今後の関係、山田選手の今後の立ち位置、そしてミーティングという内部情報を週刊誌に渡したのは誰か、ということか。
山田選手の妻に関しては、SNS上の行為については反省と謝罪しかない。夫婦関係に関しては当事者間の問題なので、ここで考える必要はない。源田選手と山田選手に関しても当事者間の問題ではあるが、周囲の好奇の目もあり普通のチームメイトとして接するのは難しい気もする。その山田選手だが、西武に居ても今後の芽はかなり厳しいのではないかと思ってしまう。他の選手からの目もあるし、別のチームに出してあげるべきだと思うが、坂本選手同様この手の選手を取ってくれるチームがいるかどうか。多分一番問題なのは最後の問題で、これがある限り特に源田選手や山田選手の疑心暗鬼のもとになりかねない、というか信用問題になったら最悪源田選手が来年獲得するFAで出ていきかねない。
この二つの問題を並べてふと思ってしまったのは、「坂本選手を放出した巨人が西武からFAした源田選手を獲得する」とか言う流れはあるのかなってことだけど…流石に穿ち過ぎかな。うん。流石にないだろう。
そしてこの二つの問題で一番高笑いしているのは、結局他人の醜聞で売上やアクセスビューを稼いでいる週刊誌なのだ。坂本選手の件は本人や球団の責任も大きいのでまだいいが、源田選手の件は源田選手が山田選手の野球を続ける可能性を模索しての行動を踏みにじり、金儲けの道具にしてしまった。まだ全ての問題は進行中であり、今後どのように発展していくかは分からないがどう見ても週刊誌側が傷も追わずに一番の勝ち組してるのがなんか… なんか納得いかねえ!ってのが一番言いたかったことだったりする。