5月から正社員として働く。


もうすぐ2ヶ月が経過する。


職場の雰囲気には慣れない。




常に神経を尖らせている。


上司・先輩に何を言われるのかと怯える。


もちろん私語など一切ない。




この日は少し早めに業務が終了した。


余った時間のんびりなど出来ない。


常に何かしら動いていないといけない。




物品の補充をしようと思った。


仕事をするのに不足品があると困る。


引き出しや棚へ書類などを入れていく。


  

    『PARM Royal Milk Tea』



私のお気に入りアイスクリーム。

森永乳業の『PARM』である。

口溶け柔らかでとても美味しい。 



     『PARM Chocolate』




    セキセイインコ青←私  うさぎ←先輩(年下)



うさぎ「はとこさん!」


セキセイインコ青「はい。」



うさぎ「さっき物品を補充してましたよね!」


セキセイインコ青「足りない物品を補充しました。」



うさぎ「これじゃあ、全然足りないので、

   補充するなら、きちんと補充して下さい!」


セキセイインコ青「・・。」





物品はすでに8割入っている。


補充する必要がないと思ったのだ。


そんなに入れる必要があるのか?




入れ過ぎると引き出しが開けにくい。


あえて物品を補充しなかったのに。


口うるさい小姑のようだ。




私が補充した物品の引き出しを開けて、


わざわざ物品が入っているかを確認する。


この先輩(年下)はどうかしている。





こんなこともあった。




  セキセイインコ青←私  うさぎ←先輩  パグ←上司



パグ「ここにあった請求用紙がないわよ。」


セキセイインコ青「・・。」



パグ「最後に用紙を使ったの誰なの?

  もう!予備の用紙もなくなってる。」


うさぎ「・・。」




私は知っている。


うさぎ←こいつが犯人なのだ。


最後に使ったのを見た。




けれど大したことではない。


そんなに大騒ぎすることなのか。


用紙を補充すればいいだけこと。




彼女は完璧主義者なのだ。


決められたことを守れないと許せない。


人は誰でもミスをする。




人の出来てない部分ばかりを強調する。


褒められたことは一度もない。

 

つまりフォローが一切ないのだ。




蕁麻疹が出た。


顔、首、腕に赤く痒い。

 

無意識のうちに搔いてしまう。




自分でもすごく頑張っていると思う。

 

毎日、振り返りをし、勉強もしている。


けれど期待値に届かない。