二次試験の合格発表があった。
今回はすぐにホームページを見た。
新学期まで時間がないのだ。
合格していれば、4月から学生になる。
早く住む場合を決めて、引っ越しする。
そして家具・家電を揃えなければいけない。
学生生活は、かなりハードなものとなる。
実習があり、就活もしなくてはならない。
おまけに資格試験の勉強まである。
ここまで頑張ってきたが迷いもある。
合格すれば相当忙しい毎日が待っている。
不合格なら3月からの就活を始める。
二次試験の結果は、不合格であった。
何度も合格者名簿を見るが自分の番号がない。
受験に落ちたのだ。
面接の手応えはあった。
質問も多く30分くらいはあった。
しっかり私を見極めようとしてくれていた。
面接で一番多くあった質問がある。
それは私の年齢に関すること。
学校側の懸念も分からなくはない。
面接官たち⇒
「学生は20代がほとんどですが、その中で
他の生徒たちと上手くやっていけますか。」
「学校が始まるとすぐに実習が始まり、
同時に就活もしなければなりません。
本当に続けられますか。」
「勉強時間はどうやって確保しますか。」
「学校を卒業してずいぶん経ちますけれど、
どうしてまた勉強しようと思ったのですか。」
「職員募集要項を調べましたか?年齢が年齢
ですので、せっかく卒業しても採用基準に
満たないこともあります。どうしますか?」
「出身地から、ずいぶん離れてますけど、
親御さんは何て言われてますか。」
私のこれからの活躍を期待するというより、
不安材料の方が多くある様子だった。
そんなに50歳というのは年寄りなのか。
はっきりとした理由は分からない。
けれど将来ある若者たちへ、少ない採用枠を
譲ったのではなかろうか?
これまで応援してくれた人たちありがとう。
みんなには感謝の気持ちしかない。
残念な結果であったが、よく頑張った。