横浜には呑兵衛の聖地がある。
桜木町にある野毛だ。
飲み屋がひしめき合っている。
最近は行くこともなくなった。
周りに飲み仲間がいないからだ。
機会があれば行きたいと思っていた。
ある日、知人と飲みに行くことになった。
今日な寒いので温かいものが食べたい。
そこで、おでん屋をチョイスした。
人気店らしく店内は満員である。
きっと、おでんが美味しいのであろう。
外で少し待ち入ることができた。
『野毛八』
野毛の少し外れたエリアにある。
店構えがなかなか良いではないか。
これは期待が高まる。
『生ビール&お通し』
写真を撮る前に飲んでしまった。
お通しはハムとしじみ汁だ。
ちょっと変わったお通しである。
『おでん盛り合わせ』
寒いのでおでんは美味しい。
わりと薄味であった。
そこまで量は多くない。
『本日のお勧めお刺身』
お勧めということで注文したお刺身。
刺し身は薄く味もそんなにしない。
これのどこがお勧めなのか。
『焼き鳥つくね&もも肉』
まあ普通の焼き鳥である。
旨からず不味からずだ。
この店の料理レベルは高くない。
私たちは話しで盛り上がっていた。
知人のグラスが空いたところで店員が来る。
ここで事件が起こったのだ。
←私 ←おばさん店員
『お飲み物はどうされますか?』
何を注文しようか迷っていたので、
『まだ決まってないんで、後で呼びます。』
と、返事をした。
私たちは、話の続きを始めた。
すると5分もしないうちに、店員が来る。
『お飲み物はどうされますか?』
せっかちなおばさん店員である。
『すみません、もう少し後でいいですか?』
と、また同じ返事をした。
すると信じられない反応があったのだ。
『伝票持って来ましょうか?』
『えっ、まだ注文しますけど。』
『飲み物注文されないんで。』
『・・・。』
私たちは入店して1時間も経っていない。
まだ注文するに決まっている。
酒を注文しない客は客ではないのか。
その後、料理とお酒を追加注文した。
私はお酒が強くないので、そんなに飲めない。
料理メインで来店する客もいるであろうに。
『手羽先唐揚げ』
ここまで感じが悪い店員はそうそういない。
おでんなどの食べ物もそこまで美味しくない。
しかも2人で8,800円と安価でもない。
知人との楽しい会話に水を差され、
むしろ不快な気分にされられた。
もう二度と行くものかと心に決めた。