父親が手術を受けた。
大腸がんからの肝臓転移である。
手術は9時間にも及び成功した。
父親の体力はすごいと思う。
75歳以上の後期高齢者である。
日頃から運動していたのが良かった。
手術後であるが、個室に入院している。
本来なら2人部屋になるはずだった。
何やら病院の裏がありそうである。
しかし、結果として個室で良かった。
父親は20分おきにトイレへ行くからだ。
同室者がいれば迷惑が掛かる。
個室であるもののトイレとの闘いである。
頻回なトイレは、相当辛いと思う。
ベッドに横にならず、ずっと座っている。
けれど、少しずつ回復しているようだ。
お粥は食べれないが、おかずは食べている。
痛み止めを使用し、夜は眠れている。
いつまでも両親には元気でいて欲しい。
それが無理な願いだと分かっていても、
そう願わずにはいられない。