TimeShare~タイムシェア【恋愛小説集】 -30ページ目

【髪結いの亭主・第16話】空気が読めない男

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おはようございます、あつこです♪

「髪結いの亭主」お久しぶりの更新でございます。

篠原とお好み焼き屋でデートを楽しんでいた珠水の目の前に、ベロベロに酔った幸太郎とマリエが現れた!

さあ、どうする?珠水!

それでは、お楽しみくださいませw





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「悪いねー珠水。デートの邪魔しちゃって。まったく、オレっていう男がいるのによ、こんなインテリな兄ちゃんとこんなトコで…」



顔面蒼白の珠水。
それに対して、幸太郎は酔って据わった眼でニヤニヤとふたりを交互に見ている。」



「幸ちゃん、このヒト、だーれー?」




幸太郎の太い二の腕に、長いマニュキュアの指を絡ませて、マリエは拗ねた表情を見せた。



「こいつ?こいつは珠水。さっき話した例の、オレをふったオンナだよ。」



「えーっ?!じゃあ、このヒトが幸ちゃんの元奥さんなのー?!」



「元?奥…さん?」



口をパクパクさせながら慌てる珠水の目の前で、篠原は目を白黒させてつぶやいた。



「誠司さん、実はね、この男は、いや、このヒトはね…」



篠原に対して、必死に言い訳しようとする珠水を、マリエがさっと遮った。



「どうして?なんで幸ちゃんを捨てたりしたの? んで、なんでこんなヒョロっちい男とデートしてるわけ?シンジランナーイ!ダサーっ!センスなーい!」



マリエは長くて分厚い睫を大げさに瞬かせてそう言うと、キャハハ~と笑って、幸太郎の腕に絡みついた。



「ヒョロっちいって…ちょっと、アンタ、何失礼なこと言ってんのよ、わっ、やだ、あんたたちチョー酒臭っ!」



珠水のその言葉に、マリエはふっと真顔になると、大きな瞳で珠水を睨んだ。



「とにかくー、彼氏いるんなら、もう、幸ちゃんにはチョッカイ出さないでよね。」



「誰がチョッカイなんか出すもんですか!ノシつけてアンタにくれてやるわよ!」




「その言葉、死んでも忘れないでよっ!」



睨みあう女ふたり、その様子をぽかんと口を開けたまま見つめる篠原。
そして、ヘラヘラしながら、その間に割って入ったのが幸太郎。
KYっていうんですかね?空気が読めないのが特技みたいなこの男、こともあろうに、こんなことを言ってのけたんだからあ、たまらない。



「まあまあ、ふたりとも、その辺にしとけよ。オレみたいないい男巡って争うコトねえって。あ、こういう歌あったよなあ、竹内まりやだっけ? ♪ケンカをやめて~~♪ …ってか?」



さらにヘラヘラしながらふたりの腰に手を廻す幸太郎。
その手が尻に伸びる刹那、さっと身を翻した珠水の、キョーレツな回し蹴りが幸太郎の顎に炸裂した。




「ざけんじゃないわよーーーーっ!!!!」





顎を押さえてうずくまる幸太郎。
大丈夫~~~?と、その背中にすがるマリエ。
その後ろで口をあんぐりと開けたままの篠原…に珠水が気付いた時には、時すでに遅し。





…やっちまったねえ、珠水ちゃん。














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