浅草花月
昼から浅草花月で2ステージ
田舎者としては、正月より、クリスマスよりも、年末餅をつくという関家ならではの風習よりも、お盆に群馬に帰りたい所だけど
今回は無理だなぁ
茄子ときゅうりで馬を作り
藁に火をつけて
ご先祖さまを迎えたかったなぁ
「じーさんばーさんこの火の明かりに笹にとっつかまってこーらっしぇ♪」という不気味な唄を歌いたかった
と思いつつ浅草にいます。
しかし暑い!
とにかく暑い!!
ネタ終わっても、ずーっと暑い!!
客席もほとんどの人が団扇やパンフレットなどであおいでいた
道を歩く子供達の前髪は汗で束になっている
人力車のお兄さんの上着も汗だくで、乗っている人が申し訳ない気持ちになりそうだ
俺もいつもは持っているハンドタオルを忘れた
汗を手で拭い、道路にピッピッと飛ばす
それをアリが避ける
腰のあたりに、汗を貯めておいて捨てる装置がほしい
夏の間だけ、リュックを背負ってくれる弟子がほしい
質の悪い、ザラっとした実家の麦茶が飲みたい
氷の上をカーリングのストーンのように滑りたい
ソフトクリームの機械を直接くわえたい
青キジに抱きしめられたい
銀座線内の冷房が天国
それでも汗が引くのに、浅草-銀座間(10駅)かかったけどね
今日は1部と2部の間に、一緒だったハチミツ二郎さんにご飯に連れていってもらいました!
「浅草の日曜の馬券売り場の近く」という感じの定食屋に入る
全員が競馬中継に耳を傾けて
瓶ビールで何時間も居座っている
店はそこに40年もあるらしい
見た目80代で、テンション10代のおばちゃんが元気よく水を運んで来てくれた
俺の頼んだカツ丼は、異様にしょっぱかったけど
これだけ汗をかくなら調度いいのかもしれない
もしくはそれを計算に入れて調理しているのかもしれない
だから40年も続いているのかもしれない
なんてことはまるでない。
今日も二郎さんにご馳走になってしまった
ご馳走様でした!!