エロカワイイな俺・・・。
昼夜問わず灯りを灯し、何人たりとも拒まず、常にすぐそこにある・・・コンビニ。
いつもの帰り道、駅を出ると、まるで道順を示しているかの様にコンビニへと人が流れていく。
流れに逆らえず、後々後悔しそうな物ばかりを乱暴に籠に放り投げレジへと向かう、その途中。
出会いはいきなり訪れた・・・。
倖田來未を彷彿とさせるような全ての男を魅了するエロくカワイイ外見は、スーツで溢れ返った店内で一際目立ち、その姿は廃油の中の白球の様だった。
初恋に似た躍動感を周囲に覚られない様に、静かに接近を図る。
心地よい香り。
透き通るような透明感。
妖艶に括れたボディーライン。
惹かれていく自分が、自棄に心地よかった・・・。
あの運命の出会いから一ヶ月・・・。
そいつは今、同じ家に住んでいる。
そして毎日台所に立ち、洗い物をしてくれる働き者だ。
紹介します・・・。