①、価値と使用価値の意味を理解し、その区別をすること。
②、余剰価値の意味を理解し、それが生まれるプロセスを知ること。
③、余剰価値がやがて減っていくことを理解すること。
上記3つが分かるだけでも、資本論の重要ポイントを理解することができる。
ある商品の値段を決める根本とは、
◯◯人で◯◯時間かけ、すごく苦労して作った。ようは人間の労働量によって決まる。
1時間で作ったパンよりも10時間作ったパンのほうが値段は高くなる。
単純にかかった労力に比例して「価値」は大きくなる。
よって、「価値」とは、商品をつくるための労力の大きさ、「使用価値」とはそれを使うメリット。
商品の値段は、どれくらいの労力をかけてつくったかという価値で決まる。
値段相場をつくっているのは、「価値」。
相場より値段を上下させるのが「使用価値」。
従業員で考えると同じ事が言える。
取引する物全てが商品でることから、
自分の労働力も商品である。と言える。
その対価が給料となっている。
給料を決めているのは、労働力の生産コスト(知識、経験の取得、体力の回復に務めるコストの合計)。
労働力の「使用価値」は「雇い続けてもらう」ための絶対条件であり、給料を上げる要因ではない。
労働力としての給料を上げるということは、それだけ必要なコストを費やすということ。
労働者の給料が上がるのは成果を上げたからではなく、言ってみれば、生活費があがったから。
ストレスが増える役職についたからである。
給料は労働者の生産コストに応じた必要経費分しかもらえない。
いくら稼ごうが、かつかつのしんどさは変わらない。
上級職になっても、コストが上がるだけなので全く変わらないか、むしろひどくなるだろう。
余剰価値を生み出すのは労働者のみ。
労働者が自ら価値以上に働くことで利益が生まれる。
生きていくために必要なモノはとりあえずほとんど揃っている現在、
起業も資本家が淘汰されていく状況を指摘し、生き残れない資本家は一労働者になる。と言われいる。
年収1000万であろうが、2000万であろうが従業員で達成するのでは、結局、生活コストがそれだけかかっているということ。
過度なストレスや、精神的に追い詰められ、まともな生活も出来な人が多々いる。
年収が良いとかお金があるだけでは、何も意味がない。
だから、幸せな生活を送っている人は少ないのだろう。
柵のない生活をする。
これは今の世の中で一番むずかしい生き方なのかもしれない。

