
細胞の中は振動しているから、追及している人が奏でる音や声という振動を身体で味わいたいなと。
この頃、喉を開くことや喉に力を入れないこと、パフォーマンスされるときの身体の動きに関心があったこともありまして。
岡本さんは気仙沼出身。
清貴さんは仙台(蒲生)出身。
そんなお二人はNYの震災チャリティーライブで出会ったそう。

岡本さんから気品という色気が、清貴さんからはフェロモンという色気が漂い。
それぞれのベースから、内側にあるもの・感じたことが、感性や並々ならぬ努力で音や声として響き。
集まった人で温まり、音が伝わりやすくなった空間にいたような。
ご年配のオシャレご夫婦が途中踊りだしたり、ご一緒した管理栄養士さんの人脈の広さに驚いたり、縛り合うことはないけれどぶつからない、広い海で泳いでいる魚気分を味わったような。
正確には・・・という私の妄想ですけどね。

ヒールを履いているかのような私。
安心して下さい、履いてません。
岡本さんファンになりました。
華奢な身体で、1つの楽器であんなことができるなんてすてち。
手の動きが滑らかで、トークのキュートさにもほれぼれです。
美しさとは。
夢中や必死さの中に作る余裕ではないかと思った夜。