「もう復興したのですか?」とオリンピックと… | 女性のスタイル研究女 仙台

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こんにちは。村上カナコです。

出張先で、

「もう復興したのですか?」

と聞かれることがたびたびあります。

この土が盛られているあたりが、私の実家があったあたりです。

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もし、あなたのご実家跡がこういう状態のとき、「復興した」 とお答えになるでしょうか。


私は20代前半、神戸に行き、復興には時間がかかることを目の当たりにしました。

今後色んなところで懸念されている災害。

百聞は一見にしかずです。

備えのために、東北に足を伸ばしてはいかがでしょう。


オリンピックが決まったとき、被害を受けた地域の人は、土建屋さんが中央に取られることくらい想像できています。

オリンピックを招致に、震災のニュアンスが含まれていたのは、個人的に利用され何かを濁されてているようで複雑でした。

声にならない落胆した声がひしめき、収入を得るためにはオリンピックが必要と腑に落とそうとしたはずが、今度は建物で……。


この頃小さい男の子を見ると、戦争に行くために生まれたのではないよねと思うと、誰の子か分からなくてもこみ上げるものがあります。

だから。
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選挙権がある私たち世代は、高校受験レベルで憲法九条を暗記しています。

そういう学びがある国だと思っていたのに。