いくら教師とはいえ、私と同じ大人。
そして、共鳴理論で考えた場合、相手の立場を否定すれば、そのような相手を引き寄せてしまいます。そこで学校の立場は否定せず、自分たちの考え方をはっきり伝える方向性で考えをまとめていきました。
学校側には就学時検診不参加の後「学校には通わないと思います」と伝えていましたが、とくにその後、何の連絡も無く、4月1日を迎えました。
このまま入学式になってしまうのはあまりにも不安だったので、勇気を振り絞りこちらから連絡をしました。すると、校長先生とお話をできることになり、夫に頼んで家族で出掛けました。
学校では以外にも夫がきちんと私たちの意志を伝えてくれました。話し合いの結果、校長先生や教頭先生の反応は
「こちらからは折を見て通学してもらえる働きかけはしていきますが、ご両親の意志が固いようですので、遊世君のことを考えながら、無理強いするようなことはしません」と言っていただけました。
このとき、人との様々な出会いによって、人はどう変わるかわからないと思うことができ、クラスへの配属、机を置くことは受け入れることにしました。
担任の先生には遊世の幼稚園からの様子を全てお話し、私の苦労も理解してもらえたような気がしました。学校との対決を心配していた私は安心し、少し気持ちが軽くなりました。
意外なことに、遊世のことを共有できるのが、学校の先生になったのです。