遊世が幼稚園を年中でやめたことで、一年半の間私はゆっくりと大切に自分自身を見つめる時間ができました。

 

そのころには「遊世は幼稚園の方針には合わない」という気づきのきっかけとなった幼稚園からの言葉にも感謝できるようになっていました。この時間は私たちにとっても貴重なものとなりました。

 

この時期は「幼稚園だからそれほど問題ではない」と許されるところもあり、周囲からもあまり口出しされることなく、ゆっくりと過ごすことが出来たのです。

 

遊世は毎日のようにおもちゃやさんに通っては、欲しいものをチェックしたり、映画が大好きなので「ライオンキング」や「ハリーポッター」のDVDの台詞を暗記するほど何度も観ていました。私も一緒に観ることでそのときの子供の感情や訴えたいことを読み取ることができました。

 

一方で私は今後起こりうるであろう小学校入学への対応を考え、いざというときのためにフリースクールの情報を調べたり、自分の考えをまとめていました。

そこで学校に在籍さえすれば、学校にいかないということに対しての法律上の問題はないということもわかりました。

 

そして勉強の問題ですが、基礎は幼稚園のときに興味をもち、教わっていましたし、わからないことは尋ねてくるので心配ないと思いました。それに私が教えることもできます。

 

またなんといっても大卒の私より、高校中退の夫のほうがはるかに社会や科学の知識は豊富なのです。それに学校で義務的に教わるよりも興味があって学ぶほうが、しっかり頭に入ると思いました。