私と子供たちは、夫に期待を裏切られたような気持ちでした。

 

主人の言う「家族のためにがんばる」という気持ちは分かりましたが、一日たった10分でもいいから「心」を家族に向けて欲しかったのです。

 

私以前にも増して寂しくなったので「こんなことなら、一緒にいないほうが良いのでは?」と思ったほどです。

 

母親なら誰でも一度くらいは「この父親で、本当に良いのだろうか?」といった類の不安を抱いたことがあるのではないでしょうか?

私にとってはちょうどこの時期が一番苦しい時期だったのです。

 

大きな悩みを抱えながら、どこまで「家族」として作り上げていくのかを真剣に考えました。

 

夫への依存や心のズレ、さらには新しく引っ越した家でのシックハウス症候群など、さまざまな要因が重なって、体調が悪くなり起き上がることができなくなりました。私がこのような状態、夫は仕事仕事。しかし今になって考えて見ると、当時はそうやって子育ての責任をお互いに押し付けあっていたように思います。遊世はそれを敏感に感じ取っていたのでしょう。