私はこのとき改めて、何故遊世に保育園に行って欲しかったのかをよく考えて見ました。それはなんと「子どものいない間に自分のしたいことをするため」でした。

しかし実際は、遊世が保育園に行っている間、どうしているのか気になって、何も手に付かない状態だったのですが・・・。

 

 

遊世に自分の意志が伝えられるようになったことで、私のやりたいことは、子どもがいてもできるんだということがわかりました。ですから保育園にいかせることはどちらでも良くなっていました。

 

しかし、その一方で、親にとっても子どもにとっても社会に出る第一歩である保育園に行けなかった、というトラウマができてしまうのはイヤだと思いました。だからもしやめるとしても「保育園は楽しかった!」という思い出をつくってからの退園にしたっかったのです。

 

今現在を良い状態にすれば、過去は全て必要なものとして、よい思い出に変えることができるとからです。それを担任の先生に正直に伝え、計画を立てました。

 

そして保育園に行ける様になってきたある日のことです。遊世がまた「保育園はつまらない・・・。」と言い出したのです。

そこで遊世に「どんなことがしたいの?」と聞いて見ると「ひらがなとかがやりたい」というのです。

そうか、この子はそんなことを思っていたのか、とハッとさせられました。

 

それまで子どもは泥んこになって自然の中で遊んでいるのが一番良いのだろうと思い、そういう環境の保育園を選んでいました。けれども子どもにはその子なりの知りたい欲求がたくさんあったのです。