先日、早朝にランニングをしていたときです。
《朝雲》に出会いました。
下部の大きな雲から、個別に雲が広がりをみせているようなイメージを思い起こさせ、
また、白ではなく、黒っぽいカラーを帯びているからこその、ダイナミズム。
自然が織りなす不思議さと驚異も、この時、感じました。
雲ほど、「移り変わり」を感じさせるものはありません。
皆さん、空を見上げて、そこにあった雲が、数分後には、形を変えていたり、他の雲と一体になったりしている情景を見たことがありますか?
おそらく多くの方々が、人生そのものを、雲の移り変わりと同様なものとして見ているでしょう。
こんな話があります。
友人と、彼の奥さんが、まるで『龍そのもの』のような雲を見て、感動したと以前言っていました。
もちろん、その瞬間には、別の場所にいて生活していたのですが、二人がドラゴン雲を見上げていて、『その不思議さ』に感動していた情景を想像します。
ドラゴン雲の遥か下にて、見上げている二人の姿。そして、隣人の人たち。
俯瞰してみると、『雲と人との親密かつアメージングな関係性』に、世界の縮図を知る思いです。
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早朝に見た雲は、もはや存在しません。
しかし、あの雲を見つめた私は、今も存在し続けているわけです。
これこそ、まさに『移り行く流れの中にいる私であり、人々』なのです。
全ての人々が、時代や宇宙や自然の流れと移り変わりの中に存在します。
変わらないものなど存在しないのかも知れない。
「移り行く流れの下の人々」
今日は、エッセイ調に書いてみました(笑)
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