ある興味深い話を提供します!


知人の趣味は海外に旅行ですが、

SF映画の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが大好きになったのが、飛行機の機内が原因だと知りました。

 

機内サービスである映画鑑賞のラインナップに、必ず『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズがあるということです。


知人の意見としては、「それだけ、この映画は、万国共通で愛され続けている!」ということでした。

 


このシリーズは、全編を通して、『優しさと温かみ』があります。子供に未来への希望を与え、イマジネーションを与えたいという製作者の意欲が伝わってきます。

 

過度な暴力描写もなく、奇想天外な物語とともに、大人も子供も楽しめる手法が展開されているのことに、異論はないでしょう。


個人的な見解ですが、『ドラえもん』の世界のアメリカバージョンと言ったところでしょうか。

 

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最近、すごく久しぶりに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』を鑑賞してみました。

この映画の序盤で、主人公のマーティが未来社会に訪れる場面が出てきます。パート2の最大の見どころでもあるでしょう。

 

その設定年代が2015年です(笑)

 

で、本作では、未来社会の生活が描写されていますが、驚いたことに、いまも我々の科学技術でも普及していない発明品が目白押しです。

タイムマシンをはじめ、空飛ぶ自動車、パワーシューズ、空中を浮遊するスケボー、数秒でピザを完成させるレンジなどなど。

当時、この映画を鑑賞して、「タイムマシン以外は、今現在くらいには実用化されているのでは?」と思っていました。

しかし、実現化・一般化は、正直されていないと思われます。

 

久しぶりにこの映画を鑑賞した際、この未来社会の世界においても通用する、現代の発明品を一つだけ思いつきました。


 

その発明品とは、、、。

『スマートフォン』です。

 

この映画が公開された年は1989年。
もし本作にスマートフォンが映像として出てきたら、「なんて近未来的なんだ!」と観客は思ったことでしょう。

なんら引けを取りません。

 

コンパクトな画面に、映像が映り、他者と連絡が出来る機能性と便利性。

映画に登場する数ある近未来的発明品の中でも、なんら見劣りしないと私は思います。

 

そのように考えれば、スティーブ・ジョブスさんの凄さが理解できます。

たとえ、未来を扱った映画の中でも見劣りしないのは、iPhoneをはじめとするスマートフォンのデザイン性でしょう。

 

シンプルな中に隠された美しさ。
無駄を取り除いたからこその美しさ。

 

その美の追求にこそ、未来社会を扱った映画の世界にも通用するレベルに達する要因なのたと思います。

もう一つ驚くことに、本作において、スマートフォンのような発明品は一切出て来ないということです。

 

そういう意味では、スティーブ・ジョブズさんが広めたiPhoneならびに、各種スマートフォンは、映画の中で想像された未来社会を超えたものだと言っても過言ではないでしょう。

同時に『美の追求』そのものが、未来を創り出す行為なのかも知れません。

 

~優れた画家の名作絵画が、時代を超えて、現代人を感銘させ続けるのは、なぜでしょう?~

それは、名作絵画そのものが、人々の未来を指し示すエネルギーに満ちているからだと私は想像します。

 

つまり、、、。

『美の追求』によって生み出されたものは全て、「時代を先取っている」ということです。


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