今回も、イチローさんのエピソードをご紹介します。


現役のとき、メジャー・リーガーのイチロー選手が、故郷とも言えるシアトル・マリナーズに復帰したことは、全世界の野球ファンにとって、話題沸騰の情報でした。

 

メジャーリーグファンが、イチロー選手のマリナーズ復帰で盛り上がるのは間違いなく、日本人の私たちも、同様でしたね。


今回は、現役時代のイチロー選手と、マリナーズでチームメイトになったディー・ゴードン内野手とのエピソードをご紹介します。

 

こちらです

〇俊足のゴードンは打線の上位を任されることが多いが、決して四球を多く選ぶタイプではない。

だが、三振が続いてスランプに陥り始めたある日、チーム首脳陣から「少し四球を選んでみてはどうか」という話があった。

「チームのためならやってみよう」と思ったゴードンは、トレーニングへ向かった先に居合わせたイチローに「どうやったら四球を選べるようになるんだ?」と聞いたという。

 

するとイチローはこう答えたそうだ。

「まずは打つことが先」


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皆さん、どうですか?

イチロー選手は、ゴードン内野手に、『本質』を問いかけたのだと私は思います。

 

打者として、まずは、何が大事か。

 

来た球を打ち、ヒットやホームランを打つ。塁に出る。得点をする。

これが、打者に与えられた課題であり目的でしょう。

四球を選ぶためにバッターボックスに立つのではないこと。

 

「この重要なポイントを外さないように!」という当時のイチロー選手の強いメッセージなのだと思います。

 

イチロー選手の名言集として、数々の本も出版されています。

 

どの名言でも共通しているのは、『物事の本質』をつく鋭さが存在しているという点です。

この【鋭敏さ】こそ、人々に気づきを与えるのでしょう。

 

助言をもらったゴードン内野手にとっては、大きな気づきを与えられたことは間違いないでしょう。


実は、このエピソードは、2人がマイアミ・マーリンズに所属していたときのものです。

 

それが、運命のいたずらか。

後年、シアトル・マリナーズのチームメイトとしてグランドに立つことに、、、。

 

「まずは打つことが先」

これは、世界の全野球選手への【名言】であることは、間違いありません!


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