アメリカ・メジャーリーグの大谷翔平選手。もはや、今でもレジェンド選手です。
メジャーリーグのレジェンドであるベーブ・ルースを継ぐ、【二刀流選手】として、大活躍。
(私は二刀流賛成派です。大谷選手の活躍は、痛快そのものです!毎日、テレビで観戦するのが楽しみです。)
ですが、忘れてはならないのは、活躍の前に、どれだけの人間が、大谷選手の『二刀流』に否定的・懐疑的な意見を述べていたでしょう。
当初は、肯定的な意見よりも、否定的な意見が圧倒的に占めていました。
これは、どういうことでしょう?
新しい挑戦に対する、応援よりも、批判が先行しているわけです。
その根底には、『人間のエゴ』が関係していると思います。
いままでの価値観、考え方を壊されてたくない心理。壊されるかも知れないという恐れ。
それを阻むために、エゴは、あらゆる手段を講じます。
大谷選手の『二刀流』は、野球界の長い歴史を覆すような歴史的なチャレンジです。
「投手は、投手一本、打者は打者一本にすべき。そんなに甘くないよ。」
このような否定派の心理は、まさに、自身のエゴから来る発言であり思考でしょう。
もし、大谷選手の二刀流が成功してしまうと、これまでの自分の価値観が瓦解し、私見を変更せざるを得ないはめに、、、。それが困るわけです。つまり本人にとっては、それが恥になるからです。
このような事例は、人間の長い歴史において、いくつもあるでしょう。
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スティーブ・ジョブズ氏が、家庭用のパソコンを普及したいと述べたとき、
「なぜ、企業に対してではなく、家庭にパソコンを?彼の考えが、理解できない。」という意見があったと聞きます。
しかし、、、。
今では、「一家に一台パソコンは当たり前」の世界へと変貌しています。
新しい試みを表明したり、チャレンジしようとしたとき、多くの人間が、それに対して応援よりも、懐疑的な意見を述べる傾向にあります。
それだけ、人間の持つエゴは、絶大な影響力を占めているという証拠です。
私個人としては、(今に至っては)大谷選手の二刀流に対して、当初から、その試みに賛成をした解説者の意見を信用します。
それは、日常における他の状況にも言えます。
何か、新しいことを挑戦しようとしたとき、
「ぜひ、やったら良いよ!」と言って、後押ししてくれる人を信用します。
「う~ん、やめたほうが良いじゃない?」と真っ先に言う人は信用しません。
(あくまで、私の基準ですが。)
~その発言の裏に、本人のエゴが介在しているかどうか~
これは、人間関係に対しての、大きな判断基準でしょう。
発言の裏にあるもの
それを読み解けば、自ずと良好な人間関係を築ける友人か、そうでないかを判断できます。
大谷選手の二刀流への挑戦から、多くのことを深く学べます。
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