全国各地に、無数にある店舗。

 

それぞれに店のコンセプト、在り方が存在します。

どうでしょう。


店のコンセプトを、店そのものの建築デザインが、見事にマッチした例は、意外に少ないのではないでしょうか?

 

たとえば、です。


料理の味は美味しいけど、店内の雰囲気が、どうも、店の種類や味とマッチしていなかったり・・・。

「なぜ、店内をこのようなデザインに??」

 

このように、疑問を持つ店も、世の中、結構多いと思われます。

 

経営者の意図や方針が、店構え(=デザイン)とマッチする。すると、訪れた客も心理的に「納得」するでしょう。

 

決め手は、建築デザイナーの意識やセンス

 

店のコンセプトと、店そのものの建築デザインが、一体となるのは、なかなか難しいことではないでしょうか?


関連本です⬇️


 

奈良県吉野郡十津川村


十津川温泉があることでも有名で、十津川そのものの美しさにより、観光スポットとしても有名です。

 

旅の道中、そば処『風庵』というお店に立ち寄りました。

まったく予備知識もないまま、立ち寄った、このお店。

 

店の中に入った瞬間から、「見事な造り」であると感銘!!


木造で、屋根が高く、照明設備の抜群のセンス。そして、清潔感。

 

~美しい十津川に隣接している、自然食そのものの蕎麦主体のお店~

店のコンセプトに完全にフィットした建築デザインでした。

 

ですから、料理の味そのものが、「美味い」を通り越したものがありました。

 

気品が溢れた味

 

そば定食が、このようにグレードアップされているかのよう、、、。

 

これは、経営者の店のコンセプトと、建築デザイナーのセンスが、完全にmatchした成功例でしょう。

 

ただ、味が美味いお店は、世の中に、数多くあります。

 

しかし、味覚だけでなく、視覚的にも優れた飲食店は、一握りなのかも??

優れた建築デザイナーの存在は、店の経営に欠かせないでしょう。

 

それは、実は、特別なことではなく、当然のことだと思われます。

しかし、この『当然のこと』が、なかなか難しいのではないでしょうか?

 

味覚と視覚が、お客さんと納得させたとき、その店は長く繁盛するのだと考えます。

 

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