〜日本のバンドが生んだ曲の歌詞。令和の時代に生きる人々の感性を遥かにしのぐ事実〜
『たま』というバンドによって生まれた名曲『さよなら人類』
皆さん、ご存知ですか??
1990年の曲です。オリコンシングルチャートで初登場1位、登場6週目で返り咲き1位を記録。
発売から3ヶ月近く上位にチャートインするロングヒット。累計売上約60万枚のヒット。
当時、バンドそのものの『突然の出現した』印象です。この歌のインパクトは計り知れませんでしたし、一世を風靡しました。
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【さよなら人類】の歌詞
◯二酸化炭素をはきだして あの子が呼吸をしているよ
どん天もようの空の下 つぼみのままでゆれながら
野良犬は僕の骨くわえ 野性の力をためしてる
路地裏に月がおっこちて 犬の目玉は四角だよ
※今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ※終了
アラビアの笛の音ひびく 街のはずれの夢のあと
つばさをなくしたペガサスが
夜空にはしごをかけている
武器をかついだ兵隊さん 南にゆこうとしてるけど
サーベルの音はチャラチャラと 街の空気を汚してる
(※くり返し)
歌をわすれた カナリア
牛をわすれた 牛小屋
こわれた磁石を ひろい集める博士は まるはげさ
あのこは花火をうちあげて この日がきたのを祝ってる
冬の花火は強すぎて 僕らの身体はくだけちる
ブーゲンビリアの木の下で 僕はあのこを探すけど
月の光にじゃまされて あのこのカケラはみつからない
(※2回くり返し)
さるにはなりたくない さるにはなりたくない
こわれた磁石を 砂浜でひろっているだけさ
(※くり返し)
さるに なるよ さるに なるよ
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「現代に生きる我々は、この歌の世界に追いついていない。」
と、思えてなりません。
●奇妙奇天烈な不思議な歌詞。
●意味不明なようで、意味のあるメッセージ性のある歌詞。
●宇宙的な発想を予感させてくれる
想像力を駆り立てる歌、そして幻想の世界に我々を引き込みます。
この歌が誕生して、もうすぐ30年以上が経過しようとしています。
30年以上です!
平成から令和へ。この歌詞の意味を的確に捉えて心から理解している人は、はたして居るのでしょうか?
この理解不能の歌詞を理解するのは、難問でしょう。
毎日の悩み思考、あらゆる思考に苛まれて、狭い範囲で気分を左右される日常生活。
そうした生活を過ごす者にとって、この歌は遥か先を行っていると思います。
『さよなら人類』に匹敵する日本の歌は、なかなか無いでしょう。
つまり、オンリーワンな稀な曲です。
この歌をご存知の人は、今一度、この世界に没頭してみては、いかがでしょうか?
どこか、牧歌的でもあり、未来的でもあり、ポジティブな思考を誘発してくれるでしょう。
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