意地悪な僕ら
僕は上着をふくらませ信号を待つ
通りの向こうにはほら
大きな木が得意気にほら
緑をぬぎ捨て キミにこれができるかと
手を広げる
僕は負けずに 道を渡る
キミにこれができるかとスキップで道を渡る
意地悪な僕らやさしい日差し
川の向こうにはほら
大きな木が自慢げにほら
桃色を散らして キミにこれができるかと
手を広げる
僕は負けずに 浮かれてみせる
キミにこれができるかと酒を掲げて浮かれてみせる
意地悪な僕らやさしい月光
丘の上にはほら
大きな木が緑を膨らませほら
たくさんの木漏れ日を作ってゆれる
僕は片目でそれを数えながら片目で眠る
悪くはないとつぶやきながら
タイム
