締め切り前に宇宙に思いをはせてはならない。
というのは漫画家の定説だ。
健康と引き換えにでも守ってきた締め切りすら
その壮大さの前ではちっぽけに思えて
どうでもよくなってしまうからだ。
今回の締め切りはなんとか間に合うことが出来たが
終盤にかけてうっかりビックバンの事を考えている
自分に気付き慌てて思考補正をかける場面もあった。
しっかりとした睡眠をとらないと意識は宇宙へ飛び
がちだ。
今回は自分のせいで仕事が増えてしまったので
しかたもないことだが。
というのも土壇場で2p増やしてしまったのだ。
ネームを見せた際、「最後のシーンにもう少し
迫力がほしい、もっと大ゴマで」などと編集長に
言われたのだが、前半も偶数ページのメクリや
必要なセリフが重なっているため変更不能だった。
その点については編集長との意見も一致し
「じゃあ増やしちまうか?」との一声で2p増。
プロとしては決められたページの中で最善を尽くす
ルールってのがあって今回の自分は完全に失格だ。
っというのは落ち込んだフリだ。
結果的に作品がよくなりゃいいのだ!
2pぐらい宇宙にから見れば分子の大きさと
変わらない程度のものだ。
誰しも理由も無く憂鬱になるときがあるだろうが
そんな時には遠い宇宙の壮大な歴史に思いをはせて
昨日の事は忘れてしまえばいい。
収集が付かなくなってきたので終わらそう。
というわけで次回のアベックパンチも宜しく。
コミックビームは12日発売。
