太陽の中心部では水素原子核同士が融合してヘリウム原子核になる核融合が起きていて、今年はその反応が極大期を迎えているので、莫大なエネルギーが生成されて光や熱となって地球に降り注いでいます。

ほんま暑すぎるやろ!

とはいえ、8月に入って太陽の傾きも徐々に緩やかになってきて、若干朝夕が涼しくなってきたような気もします。いかがお過ごしでしょうか?

 

 

オクラとナスは絶好調です。

 



日中は太陽光線が痛すぎて活動するのが厳しいですが、ポップコーンの収穫(後始末)をしました。



今年は畑のスペースの問題で、植えるのが遅くなって成長不良で全然ダメでした。



トウモロコシは雄しべが先に咲きだして、その花粉を受けるように雌しべのヒゲが出てくるのですが、それが遅くて受粉がうまくできませんでした。結果、ほとんど実が入っていません。



元々は「ポップコーンの素」の種を育てたもので、今年で2年目です。
少ない収穫ですが1回ぐらいのポップコーンと来年の種にはなると思います。



ちなみに、今年の金時豆の収穫はこれだけでした。
ダメな種が混ざっていますが、数回食べる程度と来年の種は確保できました。




 

このゾーンで残っているのはパプリカと鷹の爪と年中栽培しているネギとニラです。それ以外は一度リセットするために管理機で耕しました。



耕すと土煙が凄くて、土が乾燥して砂漠状態でした。
この状態になると水をやっても全く土に水が浸透していきません。



畝に土寄せをしてプールを作って水をやりました。



5回くらいたっぷりと水をやったので少しは浸透したと思います。



雨が降ってほしいですね。





雨といえば、鳥取のJAで雨乞いをしたら本当に雨が降ったようです。
科学的な根拠はありませんが、結果オーライでしたね。
我が家も雨乞いをする? w
 

 

 

気象といえば、先日のカムチャッカ半島での地震の影響で津波が発生して日本にも津波の警戒アラートが出ましたが、結果は微々たるもので、予測値の最大3mの津波には程遠いものでした。

またもやガセネタで世間を騒がしましたが「何もなかったのだら、それで良かったじゃないか?」というわけには行きません。

去年8月8日から8月15日まで、宮崎県沖でM7.0の地震が発生したことを受け、南海トラフ地震臨時情報が発表され、本県の白浜町ではJRの電車も数日間止まり、海水浴場なども閉鎖されました。この誤報によってお盆の書き入れ時に営業ができず、少なくとも5億円にのぼる経済被害が出たとされています。

 


こんな当てずっぽうで誇大な評価が出される理由は無責任な事なかれ主義」によるもので、自分は責任を取りたくないという体質から出された無責任な予報です。

もちろん過小評価も困りますが、過大評価は別の問題を引き起こし社会的に影響が大きいわけで、つまりは「よくわからないのなら適当なこと言うな!」ということです。

【8/7 追記】
南海トラフ「ガイドライン」改訂 鉄道事業者に運行規制を求めない方針など示す
当然の結果ですが、反省が遅いよ!

 

 

そもそも現代の科学力では流体力学は中途半端で、まともなシミュレーションができません。なので飛行機や船の流体力学的な設計は、模型を使って風洞実験やプールに浮かべてどっちに進むか観測して修正しています。つまり未だに夏休みの工作に近いアプローチなのです。人類はまだまだエイプなのです。

また、それを伝える報道のあり方も問題で、先日の報道では「津波はジェット機並みの速度で移動します」と連呼して恐怖感を煽っていましたが、あれはこんな簡単な計算式を元にしています。

v = √(gh)

確かにこの公式に当てはめれば数千メートルの深海ではジェット旅客機程度の速度で移動しますが、この公式は水深がゼロになれば速度もゼロになるという適当なものです。

記憶に新しい3.11の津波の映像を覚えている方も多いと思いますが、津波の進行はそんな単純なものでは有りません。何を根拠に最大3mという予報を出したのかも意味不明です。それに便乗して、キャッチーな言葉で視聴者を引きつけようとする報道のあり方にも問題があったと思います。

現状、この程度の物理学で気象や地震のようなフワフワとした捉えどころの無いものを、線形的に捉えようとするのがそもそも間違いだと思います。いくらスパコンの計算速度が早くなっても、元の計算式が間違っていれば結果は的外れで無意味なものになります。1番も2番もなくて、計算の前にまずアプローチが間違っているということです。

おそらく気象や地震と津波といったものは線形的ではなく非線形的にパターン認識で捉えるのが解を求める近道じゃないかと思います。その答えに一番近そうなのは先日ご紹介した「VEO」のような生成AIじゃないかと思います。


この映像は一般的なCG作成に使われる線形的なベクトル計算はすっ飛ばして、まるで人がフリーハンドで絵を描くように「これはこうだろう」という結果を過去のパターン認識で生成しています。

気象や地震なども物理的な現象ですから自然運動のパターンがあります。それらの自然変動パターンを様々な条件で学習させれば、ひまわりの気象映像のようなものは、ある程度予測できるようになるはずです。

過去の気象結果に地形や太陽活動、地球の公転や月の位置による重力変動、深層海流の流動変動パターンに火山活動状況や人的な環境変更等々ありとあらゆる環境現象をAIに学習させて過去の気象現象の結果との相関性を学習させれば、「この状況ではこうなるはずだ」という未来予想図をAIで生成することができるはずです。

ただ、もしそんな「気象AI」が出現すれば、気象予報士はいらなくなると思います。それを恐れている既得権者もいると思いますよ。その気になれば今のAIの進歩速度なら、数年以内に台風や雨雲予測ぐらいならできるようになるんじゃないかと思います。

当日、所用で海の近くまで行ったので、海の様子を確認しました。



普段と同じ穏やかな海でした。

 



人はいなくて「津波フラッグ」だけが虚しくはためいていました。

 




 

 

こちらは日曜日の夕散歩です。



もし3mの津波が来ていれば、ここは海に沈んでいました。



ハズレて良かったね。ルンルン♪