最近、またコロナの感染が拡大してきましたね。
とうとう我が社でも出ました。
ご近所や知人でも感染された方が増えてきています。
とにかく基礎体力が大切です。
ワクチンには感染予防効果はありませんので、お気を付けください。
今日は「コロナ」ではなく「ポイント」のお話です。
どちらも厄介な感染病です。
「節電ポイント」?
8月中に開始するとのアナウンスも流れていますが、夏の対策には間に合わないようです。
「冬に向け仕組み作る」とのことですが、これってそもそもおかしくないですか?
「節電ポイント」は電力会社によって取り組みが違うので分かりづらいですよね。
最近は何でもかんでもポイントを付与するのが流行っていますが、まずポイントは現金とは性質が違うことに注意が必要です。
わざわざポイントを付与しなくても、その分の料金を支払の請求から差し引けばいいのですが、何故そうしなのか?そこには巧妙な仕組みとカラクリがあります。
そもそも電力がひっ迫するのは、電力会社が利益を優先して発電量をギリギリに抑えているためですよね。余剰2%程で運用するのは危機管理が足りないんじゃないか?と思います。
その見通しの甘さのツケを、何故?税金で補填する必要があるのでしょうか?
一般企業の利益補填を税金で賄うって、意味不明です。
まっ、株式的にはほぼ国有化されていますが・・・
表向きは発電会社と送電会社を分けていますが、安全なインフラ管理としてはどうなのか?疑問もあります。電力系と政治屋の関係は密接なものですが、理不尽さを感じます。
もう一つ「マイナポイント」なんですか?あれ。
そもそもマイナンバーという危険極まりない仕組みをカード化することに疑問がありますが、そのカードを普及させるために「ポイントを付与するので発行してください」みたいな・・・
バカの極みですが、一度感染してしまうと自覚症状がなくなります。
次から次へとポイント病の感染が広がります。
すでに日本の政府は不治のポイント病に感染して末期状態のようです。
おそらく政策を作文するコンサルやそのバックの企業とうまくやっているのだろうと思いますが、実際に必要な費用以上にコストが膨れ上がる仕組みで無駄が多すぎます。
もちろん、そんな管理費も含めて、すべて私達の借金になって後に支払うシステムなので全然お得感はありません。「ポイントをもらえて嬉しい!」なんて喜んでいる場合じゃないのです。
アベノマスクもうそうでしたが、個人で買ったほうが全然安かったわけで、
未だに莫大な倉庫費用や管理費を税金で支払っています。
GOTOトラベルもそうですが、国からの支給はあなたのお金であって、ちっともお得ではありません。「どうせなら使ったほうが得だ」と考える人もいるかもしれませんが、貴方が遊んだお金はあなたの子供達が支払うことになります。もし懐に余裕があるのなら自腹でいいんじゃないでしょうか? よく考えてみましょう。
バカな政府に振り回されないように!
最近、ご近所のスーパーやホームセンターで決済時に楽天カードをチェックすると楽天ポイントが付くようになりました。楽天のクレジット決済を利用しているわけでもないのに楽天からポイントがもらえるのは不思議じゃないですか?
そのからくりは貴方の購買情報がお金になるためです。
内部利用だけでなく、おそらく外部にもデータを販売していると思います。
もちろん個人情報はマスクされていると思いますが、どこまで開示されているかはわかりません。「ポイント」を付与する側はデータを売ったお金の一部を還元するだけなので儲かるわけです。
「個人情報は金になる」 それに一早く気付いたのがGoogleです。
まだYahooが検索用のアドレス登録を有料にして小銭を稼いでいる時、Googleは全て無料にして、ありとあらゆる情報を掻き集めはじめました。 賢いですよね。w
コンビニやスーパーマーケットのポイントは、販売価格にそのコストが含まれています。つまり商品を買ってポイントを貰えるのではなく、商品とポイントを買っているわけです。商売ですから当たり前の話です。
つまりポイントは先にお金を支払って貯金しているようなもので、ポイントを使う場合はその貯金を引き出しているだけです。これがポイントのカラクリで、お店側はポイント引当金を会計処理する仕組みになっています。
ポイントは「付与」されるのではなく「貯金」です。
問題は、この貯金を管理するためには余分なコストが掛かることです。
その余分なコストも貴方が支払っていることになります。
さらにおかしいのが、大抵の場合「ポイント」には有効期限が設けられています。
言い換えれば、貴方が貯金したお金が、期限を過ぎると消えてしまうのです。
消えたポイントはお店の収益となります。
しれっと言ってますが、これって「窃盗」ですよね。
これが当たり前だとする仕組みに問題があるのは明白です。
日本の経済は、既に「ポイント病」という難病に罹患しています。
厄介なのは、この病気には強い感染力があって、あっという間に周りに感染が広がります。
「ポイントでお客の囲い込みをする」とか「隣のお店がポイントを始めたのでうちもポイントを導入せざるおえない」とか、コロナの感染病と同じく感染力が強い経済病の一種です。
予防方法は「ポイント制度」について正しい知識を持つことです。
それと、何がクライアントにとって有益か?をしっかり考えることです。
既にポイント付与しているお店は、ポイント病に感染している不健康なお店になります。できれば病気に感染していない健康的なお店でお買い物をすることをオススメします。ポイントを管理するための余計なコストが掛かっていないので、トータル的にお得なはずです。
まっしかし、もうほとんどのスーパーマーケットやコンビニはポイント病に感染しています。一度ポイントを始めてしまうと「ポイントやめますか?、お店やめますか?」という状況に追い込まれます。ポイント病は一度感染すると抜け出すことは難しい難病です。
社会の仕事を分業化し、さらに細分化することで効率化を求める中で、逆に社会効率を下げることになっているものも沢山あります。その最たるものが「ポイント制度」です。今ではポイント制度は社会の無駄なコストとなって庶民の生活の足を引っ張っています。
死ぬまで治らない病気かもしれません。
特効薬が発明されることはまずないでしょう。
「ポイント制度を全面的に禁止する」
そんな公約をあげる「脱ポイント政党」がもし現れたら1票投票したいと思います。
「N党」より「脱ポ党」のほうが社会益があるかもしれません。
選挙投票は権利であり、義務でもあります。
是非、投票に行きましょう!
私は既にジャッジ済みです。
今夜のメニューはナスのミートグラタンでした。
チーズの下にはナスがたっぷり!
アツアツのトロトロで美味しかったです。

