先日、購入したCASIO CT-X3000のインプレがまだでしたので簡単に紹介します。
 

 


このキーボードの音質が気に入りました。
特にピアノ系が優秀です。
ギターやサックス系もゾクッとするぐらいの質感です。

アッパーやロワーのバッキングの音色とミックスして演奏もできて、ピアノとストリング系のパットと合わせた音は重厚です。こういう感じの音が好きなんです。
トランス系の音作りにも活躍しそうです。




ただ、しばらく使ってみて色々と不満点も出てきました。
とにかく機能てんこ盛りなのですが、その機能の多さに対してインターフェースがチープな感じです。


直感的にサッと使いたいエフェクターの設定も、キーボードの基本的な設定も、何もかもこの「FUNCTION」ボタン1つに詰め込まれています。



何かの設定を変更する場合、まずこのボタンを押して、1行単位のメニューをテンキーでセレクトして、さらにツリー状に枝分かれしている複雑なメニューを1行単位に掘り下げて、最終の数値を+-キーで変更するといったインターフェースです。

泣きそうになるプリンターの設定画面のアレと同じです。w



メニューツリーが膨大なのでラビリンス状態で、設定変更の都度マニュアルで目的地までのルートを確認して、設定の森に潜っていく感じです。油断すると今どこにいるのか?すぐに迷子になります。

せめてエフェクター類の設定や頻繁に使う機能については、別ボタンで直接設定できるようにしてほしいかったです。 まっ、その辺がお値段の理由なんでしょうね。


今更ハードを改造するわけにもいきませんので、できればソフトウェアでカバーしてほしいものです。そもそもパラメーター量が膨大なのに、1行表示の液晶で対応するのは物理的に無理があります。最近のキーボードは、パソコン上でパラメーターをカスタマイズできる機能が当たり前になっています。

なのでパラメーター設定用のアプリを開発すれば問題は解決できるはずです。
でも、そこまで力を入れるほど売れてなさそうなので、カシオには期待はできないでしょうね。

ならば、自力でアプリを開発するのもいいかと思います。
以前、学研の「ポケット・ミク」では設定用アプリとか色々と作ったので、MIDIデータを解析すれば自作は可能だと思います。これも今後の楽しみの一つとして研究課題としておきます。

 

 


CASIO CT-X3000「MIDIインプリメンテーション」
https://www.casio.com/content/dam/casio/global/support/manuals/electronic-musical-instruments/pdf/008-ja/c/CT-X3000-midi-imple_JA.pdf


あと「フレーズパット」って何に使うんでしょうか?
貴重なボタンを4つも割り振られていますが、使い所がイマイチわからない機能です。
カシオトーンの名残でしょうか?


 

とにかく、お値段の割にはいい音がします。
楽器としてはこれで十分なので、しっかりと使い込んでいきたいと思います。

ようやく、まともなMIDI環境が復活したので、DTMでの作曲活動も再開しました。
近いうちに新曲を披露できるよう頑張ります。

目標は、世界ナンバーワンのヒット曲を作ってセレブになることです。w
今時は全く無名の素人でも、Youtubeでピコ太郎みたいに世界ヒットが狙える時代です。

人生で1曲だけでいいのでヒット曲を作りたいものです。
そのために2万円の投資なんて安いものです。 無理か?w


音のサンプルとして、ちょっと録音してみました。
酔った勢いで、適当に弾いたライブ録音なのでグタグタです。w

曲のタイトルは海風「Sea breeze」としておきます。
化粧品じゃありませんよ。w

先日のSUP動画と合わせてみました。
まったりとした世界観が好きなんです。
 

 

 

ちなみに、今日のブランチは手作りスコーンでした。

まだブルーベリーは残っているようです。

 

 

雨が上がったので、チョビと散歩してきました。

時々吹く風が気持ちよかったです。