戦争は不毛です。

しかし、自然界では同種族の闘争は極自然なことです。
ものを言わない植物達も、生きるために有利な土地や太陽光の取り合いで、生きるか死ぬかの命のキャッチボールを日々続けています。

それが「自然」であって、進化のための「淘汰」でもあります。
その戦いで生き残ったものだけが、未来に命を繋げることができます
人類とコロナウイルスとの戦いも同じことなのです。



「プーチンは悪者、ゼレンスキーは善人」

西側と言われる日本のメディアの報道はそのような味付けがされています。
しかし、それはどうなのか?

遠く離れた彼の地での民族闘争に、全くの他人がとやかく言えるのか?
微妙な気もします。


メディアの報道に翻弄される前に、まずウクライナやロシアの歴史を勉強しましょう。
過去に、この地にどのような民族が暮らし、どのような領土の取り合いをしてきたのか?
それは生物人間としての自然淘汰の歴史でもあります。

簡単にはこの辺から・・・
 

 



私も深くは知りませんでしたが、ウクライナの近代史を調べてみると、色々と紛争が絶えないところのようです。前回の大戦時代はナチスとの繋がりもあって、ドイツとソ連の板挟み状態になっていた時期もあったようです。

ユダヤ民族問題もあったようですが、全ては善人ではなく、ウクライナも相当ブラックな時代もありました。 遠い昔のことではなく、つい最近の話です。

その時代では数百万の単位で人の生き死にがあって、ちょっとピンときません。

ところが、今、テレビのニュースで流れてくるのは
「テレビ塔攻撃で5人が死亡した」
といった細切れにされた情報です。

数百万人という単位の数字に比べて5人は「リアリティのある数字」です。
ここが一つのポイントです。


どちらが悪いとか、どちらかを制裁して戦いに加担するとか?


宣伝?のために企業が献金したり、売名行為的なタレントの寄付も増えているようですが、
下手に寄付をすれば、それが銃弾に変わってまた人の命を奪う可能性もあります。

現状は静観するしかないように思います。


即時にウクライナがEC加盟なんてあり得ないでしょう。
どちらかが一方的な利益を望まなければ、落としどころはあります。

今必要なのは戦いではなく、話し合いです。
政治家の仕事は、戦闘ではなく交渉です。

少なくてもベトナム戦争やイラク戦争のような不毛な戦いにはならないはずです。

Shame on you



彼らには、長い歴史から理解し合うベースは持ち合わせているはずです。
それだけ深く、互いの血の繋がりもあります。


ウクライナの南部の穀倉地帯で見つけたストリートビューの写真です。

 


 

 

一刻も早く紛争が収まり、この地に平和が戻ることを期待しています。