鷹凧(パンイン)との出会いで、すっかり空物が復活しました。
この時期は寒くて水物には興味が湧きませんので、丁度よいオフカルチャーです。

鷹凧(パンイン)の飛行原理を解析してみると、重要なのは翼端にある風袋のようで、あれがあるから安定して飛行しながら旋回飛行もできる仕組みのようです。

鷹をモデルにしたグライダーですが、デザイン的には無尾翼機と似ています。
尾羽根の尾翼があるので無尾翼ではありませんが・・・


実験用に食品トレーで無尾翼機を作ってみました。

最近は進次郎くんのおかげでレジ袋が有料になっている店舗が増えましたが、そもそも考える方向が間違っていて、本来はエコバックよりエコパックを目指すべきで、突き詰めるとスーパー方式という販売方法にそもそも問題があると気付くべきです。
まだ若くセクシーな進次郎くんには難しい問題だったようです。
 

 

エコパックの考えが進んでいる国では食品トレーも廃止になってきています。
今回の工作が、魚や肉を販売するのに何故食品トレーが必要なのか?
ということを考える切っ掛けになればと思います。


余談は置いといて、

ちゃちゃっと作っていきます。

今回使うトレーは約20cm×15cmのサイズがありました。



カットラインを簡単に図面にしてみました。




こんな感じ、実寸は図面よりもう少し大きいです。

 



食品トレーはスチレンボードなので、カッターで簡単に切れます。

 



三角形の切れ端もエルロンとして使います。

少しアップ気味にテープで貼り付けます。

無尾翼機はここがポイントです。

 

重りはこれくらいです。

 



透明の荷造りでテーピングします。

これで強度が出ます。



少し上反角を付けて、下向きのウィングレットと中央にソリを付けて離陸しやすくしています。



翼長42cm、尾翼の翼端まで入れると全長14cmになりました。
重量は重りを入れて10g程です。

無風状態だと、目の高さから手を離すだけで10mくらいは綺麗に滑空します。
このサイズだと屋外では風に揉まれて翼型どころではありません。


テスト飛行は、チョビの散歩を兼ねて、いつもの海の公園です。

チョビの吠える声と、最後にちょこっと登場します。

 

 

風が強くてヒラヒラでしたが、無尾翼機グライダーはラインコントロールで飛ばせそうです。
もう少し大きく作れば多少の風でも安定して飛ぶと思います。

 

もちろんチョビの散歩もしっかりしましたよ。

 

 

この時期は海の水が綺麗です。

 

 

走り回ってヘロヘロです。w

 

 

今日もご機嫌さんでした。