今週末から始まるGW、本来なら離れ離れに暮らしている家族が集う絶好のタイミングですが、今回のコロナ騒動でそれを許さない社会的な圧力が高まっています。

ひょっとすると、今回会えなければもう二度と孫に会えないお爺ちゃん、お祖母ちゃんも沢山いることでしょう。そんな状況下で、一部では都心から地方に里帰りしたら「犯罪者扱い」されたり、「ばい菌扱い」され誹謗中傷にさらされる現象も起こっているようです。


「皆が我慢しているのだから、あなたも我慢するのは当たり前だ!」

「勝手な行動する人は国賊、犯罪者だろう!」

といったグレタちゃん並みに極端な意見を持つ人も増えているようです。

緊急事態宣言で急速に経済が冷え込む中、全体主義的な思想が高まっているんでしょうが、10万円だ、30万円だとバラまきの戦時財政によって、危険な思想に向き出しているように感じます。

そんなことで、大阪にいる娘もマンションに自宅軟禁されている状態ですが、この自粛ムードで帰り辛くなっているようです。電車でたった1時間の日帰りできる距離なんですがね。



一つの社会問題とし「里帰り出産」が困難になっているようです。
「里に帰って出産する予定だったが、予約していた病院から断られた」という事案が多発しているようです。そもそも予約を断られるというケースもあるようですが、特に初めての出産なら親元で安心して子供を出産したいという気持ちはよくわかります。

今でも出産は命がけですからね。

何故それがダメなのか?
オーバーコンプライアンス的な強権的な自粛ムードの闇を感じます。



「都心から地方への移動は避けて!」
そもそもこの理論はおかしくない?かと思いっています。

都心から人が移動するとこで、地方に感染者が流れ込んで新たなクラスター感染が広がるという理屈ですが、だったら地方より密な都心に留まっていればクラスター感染は起きないのか?という疑問がわきます。

もちろん帰省すれば家族との接触は増えますが、だったら都会にいても同じことで、もし移動者が感染者だったら、すでにその場でクラスター感染が起こっているでしょうし、何らかの兆候が周辺で発生しているはずです。人は全くの孤独では暮らしていけませんからね。

「いやいや、感染していても症状がないものも含まれているから」
ということでしょうが、無症状の人からさほど感染は広がりませんし、弱いウイルスなら予防接種的な効果もあるかもしれません。


おそらく政治家が気にしているのは「○○県で○○人感染した」というメディアが取り上げる数字で、自県の数字が上がることが自分の実績とみなされることが嫌だということなんでしょう。

「厄介者は帰ってくるな!」 簡単にはそういうことでしょう。

当たり前ですが、ウイルスには都道府県の境目なんてありません。
ウイルスが気にしているのは飛沫感染できる範囲にターゲットが要るか否かだけです。



先日のシミュレーションの通り、私は「ニュータイプ収束論者」なので、そうじゃないと思っている人とは意見が合わないと思いますが、冷静に分析すれば抗体を持っている人が増えることで人と人のウイルス連鎖を断ち切れる一つの効果があることは理解できると思います。

街をロックダウンして外出自粛でウイルスが頭の上を過ぎ去るのを待っていても、また1人の感染者が現れれば元どおりになります。抗体を持ったニュータイプがある程度の存在しないといつまで経っても改善されることはありません。

もし特効薬ができたとしてもインフルエンザと同じ程度ですから・・・



散歩はOK、ジョギングもOKだ、ということで、週末の皇居周辺はランナーでいっぱいだったようです。吉祥寺の人混みも普段通りだったようですが、外出自粛は色々な理論で自由に解釈がされているようです。

このような状態になるのは想定内でしたし「ニュータイプ収束論者」としてはウェルカムなんですが、高齢者は危険かもしれません。しかし、それも社会の若返りのプロセスの一つだとすれば「然もありなん」とも思うわけですが・・・



どこかの教授が「接触を8割減しないと40万人が死亡すると」と言い切ったようですが、本当でしょうか?
責任ある立場の人が言った以上、この数字には責任を持ってもらいたいものですが、現状はどうみても接触8割減はしていませんが、それほど爆発的に感染者や死亡者も増加していません。

私は、この根拠のないシミュレーションモデルは失敗事例だと思っています。
何故なら、彼の計算モデルには抗体を持ったニュータイプ効果が加味されていないためです。

群を見て孤を見ないのは感染モデルとしては間違いでしょう。
感染のスタートは常に一人から始まるもので、感染モデルは一人の行動が全体を左右させる事象だからです。今回のモデルは単純な指数統計では予測不可能だと思います。


政治家のお抱え学者として、忖度した単なる脅しだとすれば科学者失格でしょう。



ブラジルの大統領は「新型コロナウイルスには7割が感染する。どうすることもできない。高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだ。ただ、われわれは働かなければならない」と経済再開呼び掛けたようです。

アメリカでもデモが起きてテキサス州では「マスクを付けていれば経済活動もOK」みたいな方向になるようです。デモ隊はトランプの支持層らしいです。

以前、指摘したように、人類にとってはコロナで死ぬより、経済が死ぬことのほうがマスナス効果が大きかもしれません。どちらも命に直結する問題ですからね。


やがて日本も苦渋の決断を迫られる時が来るでしょう。
その時は意外と早いかもしれません。




まっ、今回の話は色々と論理が破綻していることは自覚しています。m(_ _)m

正直に言えば「せめてGWは娘に会いたい!」という気持ちだけなんです。
それを許さない政治と世間の高圧的な圧力に怒っているだけです。

そろそろ残り少ない人生ですから・・・
コロナでもウェルカムだよ。

 



どちら様もお元気で!