TIC-80の新バージョン(0.50.0)がリリースされました。

 

 

 

快調に開発が進んでいるようでリリースのピッチが速いです。
今回のリリースでの変更点は下記のとおりです。

 

 

【変更点】
・実行ファイル名「tic」が「tic80」に変更された。
・TICのPROバージョン($5)が追加された。 https://nesbox.itch.io/tic
・コマンドラインのパラメータでカートのストレージディレクトリを定義出来る。
・spr()関数のパフォーマンスが向上した(ベンチマークで13000→20000ポイント)
・sync()関数に新しい方向パラメータを追加
・パレットエディタにsigleの色の値を貼り付けることができる。
・デモに「benchmark.tic」を追加した。
・SURFモードで起動「tic80 -surf」
・サイレントモードで起動「tic80 -nosound」
・LTOでビルドするmakefileフラグ(リンク時間の最適化)
・コードエディタで1pxの影をテキストに追加
・任意のバージョンのLinux(Arch / RPi / ...)をビルドするためのmakefileの更新
・edit編集者を表示するコマンドを追加
・versionコマンドを追加
・MacOSXでのRETINAサポートを追加
・pix() APIの色の境界
・未保存カートに警告メッセージが表示される
・間違ったパレットでスプライトを書き出す
・走査線の位置と境界線、すべて1つのテクスチャにレンダリングする256x144px
・固定ライブライブリロード
・いくつかのクラッシュを修正
・いくつかのコンパイル警告を削除
・XYUVが浮動小数点に切り替えられtextri()、また固定クラッシュ
・dofile() 非推奨ですが、代わりにカートのテキスト版を使用できます

 

 

 

目立った変更点として、コードエディタの文字が立体的な影が付いてより見やすくなった感じです。ただ、ほとんど外部エディターで書いてるのであまり意味がないかもしれません。

 

 

 

イメージ 1

SURFモードで起動できるようになってアプリを簡単に選択して実行できます。
ただし選択できるのはローカルファイルだけのようです。
PICO-8のようにネットサイトと連携できれば便利なんですがね。

 

 

イメージ 2

残念ながら、期待したサウンドや音楽関連の機能更新はなかったようです。
次回に期待したいと思います。

 

 

今回から有償バージョン($5以上)も追加されたようです。
有償バージョンは外部エディターとの連携がスムーズになってるようですがその必要性は疑問です。まだ未完成でバグもあるこの段階での有償バージョンは早過ぎるでしょう。折角オープンソースとなって広がりを見せてきたところですが、回収を急ぐと結果は伴わいかもしれません。稼ぎどころは他にも沢山あると思うのでビジネスモデル全体を再検討するとこを期待します。

 

 

 

 

新しいバージョンでも「Structure Mania」が正常に動作することを確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

お陰様でご好評をいただきジワジワとランキングを登り始めています。
まだ「いいね」は4つですが・・・w

 

 

タブレットやスマホでもアプリをインストールすれば実行できるようです。
ただし、実行するためにはプログラムをダウンロードしてローカルフォルダに保存する必要があります。

 

 

イメージ 4

 

 

 

 

 

Yahooブログの常連さんには
「いったいお前は何語を喋ってるんだ?!」
と突っ込みが来そうですが、これが私の本性です。w

 

 

 

しぱらくこのモードが続きます。