梅雨時の空はうっとおしいもので、降ったり止んだりと時折差し込む日差しがムァッとした湿っぽい熱気を運んできます。
こんな日は外に出るに出れず、部屋にこもってデスクトップフィールドで暇つぶしをしています。
久々に空き缶スターリングエンジンを引っ張り出してきました。
前回「かつお節ストーブ」を作ってから既に5年が経過しています。
前回「かつお節ストーブ」を作ってから既に5年が経過しています。

さすがに5年も経つとパワーピストンのゴム膜が破れていたので張り替えましたが、その他は埃を払っただけですが問題は無さそうです。ゴム膜はダイソーで買った極うすのゴム手袋で作っています。一袋買えば一生分使えると思います。w

実はこのブログのアクセスの大半が「空き缶スターリングエンジンの作り方」に集中しています。
それだけスターリングエンジンの感心が高いのか?
それともそれ以外に読むべきものが無いのか?は不明ですが・・・
それでは5年前の燃料用アルコールをランプに入れて動かしてみましょう。
スターリングエンジンは蒸気エンジンのように高圧の蒸気を作る必要が無いので、ランプに着火してすぐに動作します。
上部のプールに水を入れてパワーピストンを冷やしています。
下からランプ温めた空気と上で冷やされる空気の温度差による気圧変化を利用してスターリングエンジンは動作しています。
下からランプ温めた空気と上で冷やされる空気の温度差による気圧変化を利用してスターリングエンジンは動作しています。
低温度差で動作するスターリングエンジンは効率が良いとされていますが、爆発による膨張で動作するガソリンエンジンと比較すると、気圧差(負圧)で動くのでかなり非力です。
しかし爆発を伴わないので非常に静かで、シャカシャカと動く姿は見ていて楽しいものです。

煙突は排煙するためのものだと思っている方が多いようですが、排煙だけでなく煙突の中を温かい空気が流れることによるバキューム効果を利用した吸気システムなので重要な装置になります。
見た目的に、かつお節の香りがしそうですが・・・w

今回の実験で5年経過しても問題なく動作することが実証されました。
雑に作ったものほど壊れないものですね。
おかげで部屋はゴミだらけです。w