ようやく届いたPocketCHIPを触り始めてまだ3日ほどですが、環境いじりはひとまず置いといて、メインのPICO-8を触り始めました。


PocketCHIPを買わなくてもPICO-8のソフトだけ$14.99で販売しています。
WindowsやLinux、Mac、Raspberry Piで実行できるようです。
子供さんでもゲーム感覚でプログラムができる学習教材としてもよい環境かと思います。

昨今のゲーム機は4Kの時代のようですが、PICO-8はたった128*128ドットの小さなモニターに16色で絵を描いてゲームを作るバーチャルコンソールになっていますが、その全体的なデザインセンスが素晴らしいです。小さな環境だからこそプログラムもしやすく、アイデア勝負でセンスの良いプログラムが書けるかと思います。

将棋は9×9マスでゲームをしますが、おそらく今後数百年は廃れることはないでしょう。ゲームの真髄は解像度ではないということです。

そのPICO-8の環境がPocketCHIPの中に入っているので屋外に持ち出せてモバイルで遊ぶことも出来ます。そんなことで寿司屋でプログラムを作ってました。

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プログラムはLuaという言語で書きます。
正直、Luaという言語があることも知りませんでしたが、昔のBASICっぽい感じで直感的に理解できると思います。

ちょっとユニークなのがテーブルという配列によく似た変数で、数字や文字、計算式までごちゃ混ぜに管理できます。
今回のパーティクル計算のテストプログラムはこのテーブルを利用して計算しています。ということで今回は見た目よりはプログラムの内容がポイントになっています。

出来たプログラムをコンパイルするとこんなパッケージが作れます。

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これ普通のPNG形式の画像ですが、実はこの画像の中にプログラムが入っています。
これを実行できる環境で再生するとこんな映像が出てきます。

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映像だけなく音楽や効果音もこのPNG画像ファイルに含まれているのが凄いですよねー
下記のリンクから普通のパソコンのブラウザでも実行できます。


カーソルキーでキャラクターの移動、キャラクターの回りを飛び回っているパーティクルのビットは、Xキーで減少、Zキーで増加します。

是非、お試しください。