本日は地域の美化運動?でした。
河川敷の土手の枯れ草を燃やす作業です。

この土手、普段は誰も通りません。
というか通りぬけも出来ないので誰も通れません。
その土手の枯れ草を燃やして綺麗にしようというものです。

確かに見たはサッパリしますが、ほんの一瞬です。
来週には春の草が勢いよく伸び出すことでしょう。
実に人間らしい滑稽な行動です。(笑)

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山焼きなんてのもありますが、あれも同じです。
人から見ると綺麗に見えるというだけのことで、別に山が汚れているわけではありません。
ただそこに自然の営みがあるだけのことです。

都会のオコチャマは「自然の景観は美しい」と勘違いしてるかもしれませんが、
田舎の野山の風景はこうして人が手を入れた人工的な景観なのです。
つまり「壮大な庭園」なのです。

昔は山の中まで手入れされていたので、野生動物とのバランスも取れていたのですが、最近は野生動物の天国となっています。おかげで鳥獣被害もあり、ジビエも見直されてきています。
そんなことで田舎の勢力圏争いはリアル・バトルなのです。

ということで「美化」じゃないだろうと思うのです。
雑草VS人間の戦争で、あくまでも人間様観点からの美化?というわがまま運動なのです。

残念ながら、決して勝利することはありません。(笑)
彼らは偉大で強靭なのです。

・・・また来年リベンジです。