最近の映画はCGなくして存在しないほど、ほとんどの映像シーンで何らかの画像エフェクトやCG合成が使われています。

先日見たスターウォーズなんておそらく実写の部分のほうが少なかったんじゃないかと思います。
映画というよりほとんとゲームのCG画面を見ているようなものですが、そのCG技術はコンピュータの高速化と相まって年々高度化してきています。
おかげで逆に実写のディティールがCGクオリティに追い付いておらず、作りがチープ過ぎて浮いていた感じのシーンがかなりありました。現実より空想の世界がリアリティを持ったような映像シーンも多かった気がします。

まっスターウォーズのような元々SFの空想映画は、現実ではありえない世界ですからそれも当然でしょうが、実写版のシリアスな映画でも背景やフィルターなどにCGは使われています。
それだけCG技術は映像作成に無くてはならないものになってきたわけですが、先日のアカデミー賞の科学技術賞に日本のエンジニアの方も含まれていたようです。

受賞した「MARI」というソフトは3Dオブジェクトに直接ペイントできるツールのようですが、技術的には昔からある手法で珍しい機能ではありませんが、おそらく使い勝手がいいのだと思います。


The Foundry's 2015 Showreel
https://youtu.be/eDiuTvk_dEY


15日間のフリートライアルができるようです。
もちろんそれなりのマシーンがないとお話になりませんが・・・

学生時代にCGをやっていたころは1枚のレイトレースを計算するのに1週間かかっていました。
おかげで1枚のCGネガが高額で売れたのですが、今ではリアルタイムにズルズルと動きます。
ハードが進歩した分、プログラム技術は落ちているんじゃないかと思います。
リソースが多くなった分、贅沢で無駄なコードが沢山あるんでしょうね。


そんなことで、Scratchでオコチャマ向けの3Dペイントツールを作ってみました。
マウスて画いた2Dの絵を3D変換して回転できるだけのものです。
オコチャマにはこれくらいが丁度いいんじゃないかと思います。(笑)


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