アベちゃんは東京オリンピックまでに自動運転の自動車を走らせて、無人輸送のドローンを飛ばすらしいです。
頭は大丈夫でしょうか? とても正気とは思えません。

技術に無知過ぎて何を言ってるのかも理解していないのかもしれませんが、
とても一国の総理が口にする話ではありません。

自動運転のについては前回整理したのでここでは割愛します。


ドローンで何グラムの荷持を運べると思ってるんでしょうか?

もし仮に1Kg程度の荷物を運べたとすると、もうそれは「空飛ぶ草刈機」になります。
殺人マシーンが無秩序に空を飛び交ってる状態と同じです。

おちおち外出なんて出来ません。
ヘルメット、いや鉄の鎧兜を着込んでドローンが飛んできたら棒で叩き落とすぐらの自己防衛が必要です。

根本的にGPSの精度って知ってるんでしょうか?
GPSの仕組上10m~20mの誤差は必ず発生します。
近々新たなGPS用の衛生も打ち上げられるようですが、それでも大して精度は上がりません。

特に街中のビルの谷間では電波の反射によって大きな誤差が発生します。
山田さんに届けるつもりが隣の佐藤さんに届くなんて当たり前に発生します。

そんな状態の2020年を思い浮かべると恐怖社会そのものです。

出来もしない夢物語で民衆を煙に巻くのは詐欺に近い行為です。
イノベーションに躍起になってるのかわかりませんが、それもこれも全てアメリカの真似。
今も昔も日本は猿真似のまま何も成長していないようです。


同じ発想するなら、離島への輸送等には小型の自動輸送船が合理的でしょう。
海上は比較的障害物も少なく、小型の輸送船なら事故を起こしても大きな被害も出ないでしょう。

GPSの誤差も吸収できる範囲だと思います。
一つの輸送量が小さくてもコンボイを組めは効率的に輸送できます。

あるいは大型船にしてリモートと合わせて半自動運行させ物流の効率化を図る方法もあります。
日本は四方を海に囲まれていますので海洋路を有効に活用しない手はありません。
海外との物流をロボット船でカバーできれば大きなアドバンテージになります。


自動車産業が好景気なら日本は安泰なんて古臭い考えは捨ててほしいものです。
自動化するならまず船からでしょう。