ドイツのスポークスマンから鋭い突っ込みをされていましたが、国連総会で何か成果があったのでしょうか?

安保法について、あれだけ国民に丁寧な説明を続けるといいつつも、その舌の根も乾かぬうちに勝ち誇ったようにPKO活動への積極的な参加をアピールしているのはどうなんでしょう。

「もはや傍観者でない」そうです。
もうその気になってるようです。

そこまで涙ぐましまく一生懸命にアピールしても、
当のアメリカにはそっぽを向かれ、中国とロシアにご執心なようです。
国連総会でオバマはアベちゃんと会ってもくれませんでしたからね。

もう一つ問題はロシアとの付き合い方ですが「ベストな時期に」なんてカッコつけてると、
アメリカに「チョロチョロと勝手なことするなよ」と釘を刺されるのが落ちでしょう。
下手をすればシリアに連れて行かれてISの標的にされるかもしれません。

元々、イラクからシリアは弾捨て山なんですから、簡単にその巨大マーケットを手放すはずがありません。
新たな弾捨て山を見つけるまでは変わることはないでしょう。

ロシアは北方領土を返還する気なんて毛頭ないでしょうから、
共存する道を模索するのが一番ではないかと思います。

以前、お店に置いている壺を買う話をブログに書きましたが、それと同じで、お金を払って手元に置いて壺を眺めるかのか、お店のショーウィンドーに飾っている壺を眺めるのか、実利で考えるどちらも大した差はないのです。

誰の持ち物かという所有欲に拘るより、北方領土を日本とロシアで共同開発し、互いに共存できる環境を作り上げれば、管理する国は違えど、そこに生活する住民の幸福度は増すのではないかと思います。

その内に血が混ざれはどちらもこちらもないのです。
経済優先では解決できない問題でしょう。

「世界は一家、人類は皆兄弟」じゃなかったんですかねー、えっ違う?(笑)