カブのウインカー・ブザーがほとんど鳴りません。
たまに鳴る時もあるのですが、ブレーキをかけると止まります。

おそらくバッテリーが弱ってるんでしょうが、点検のためにレッグシールドを外してみました。

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ブザーは見た目には何も異常はありません。
試しにブザーのリード線を抜くと、リレーの動作がおかしくなりました。
鳴らない原因は不明ですが走行には問題ないのでそのままにしておきます。

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ついでにレッグシールドの補修を行いました。

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カブのこの独特なスタイルはホンダが考えたものではありません。
当時ヨーロッパで流行っていたスタイルをそのまま真似してコピーしただけですが、実用的で優れたデザインだと思います。


よくレッグシールドを外してフレームだけにしたナンチャッテなスカチューンを見かけますが、私は好きではありません。やっぱりカブはレッグシールドがあってのカブだと思います。

レッグシールドには雨よけ機能や空冷効果、泥除けの機能も備えています。
私のカブのレッグシールドは経年劣化で羽根の部分が割れてなくなっていますが、それでもこれがあるのとないのとでは全然イメージが違います。

カブのこのスタイルは田舎では通行手形のようなものなのです。
見知らぬ集落の路地に入り込んでも、おじいちゃんおばあちゃんが会釈して挨拶してくれます。
こんなことはスクーターじゃあり得ないことで、カブだからこその効果です。

おかげで気兼ねなく路地に入り込んで探検ができるわけです。
だからこの割れたレッグシールドは大切なんです。

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3箇所ほどひび割れしていたので、エポキシとグラスで補強しておきました。
これでしばらくは元気に走ってくれそうです。

オイル交換もしてエンジンの回転もスムーズになった気がします。
しばらくはプラシーボ効果で気持ちよく走れそうです。(笑)