「人生がときめく片づけの魔法」ですか?

「ときめく」モノだけ残すのがコツらしいですが、実に女性らしい感情と発想ですね。(笑)
この方、なんか片づけの資格認証までやってるようです。

どんな魔法かマインドコントロールが知りませんが、「片づける」とは「捨てる」ことになります。
捨てることを美化するのは大量生産、大量廃棄の今の時代にはウエルカムでピッタリなテーマだったんのでしょう。

昭和の100均時代、最近では「雑貨」と呼ばれる本質的にはどーでもいいゴミが世の中に氾濫しています。
どう見てもゴミ的なモノであっても、それを生産することは罪にならないのです。

しかし、そのゴミの捨て方を間違うと罪になります。
この矛盾が今の世の中の病的な状態を表しています。
本を書くならまずそこを突っ込んでもらいたいものです。

ゴミを分別しただけで何か良いことをしたような錯覚する方もいるようですが、
ゴミはゴミ、現実は分別しただけでリサイクルなんてほとんどされていません。

物質的に飽和状態な今の時代に「もったいない」なんて言ってたら死刑なようです。
まっ、TIMEという雑誌レベルの話なのでどーでもいい話ですが・・・

私なんか、片付かないゴミ屋敷状態が落ち着く昭和の骨董品です。

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