新社会人なんてよく言われますが、人の世の社会においては、オギャーと生まれた瞬間から社会を構成する立派な社会人なのです。
何も会社に就職したから社会人になった、何てことはないのです。

生ける全ての人は社会を構成するメンバーで、それぞれ何らかの役割を持っています。
子供も現役を引退した老人も社会人なのです。
もっとも株式会社でいう株主のための集金活動はしてませんが・・・


もうすっかり春です。
今日も天気予報はさっぱり当たらず桜も満開、雨どころか雲一つない晴天でした。

いつも思いますが、気象予報士ほどいい加減な職業はないですね。
それを国家資格としているあたりに現代社会の希望と現実の大きなズレを感じます。

しかもハズレても何の責任もありませんし、決して彼らは過去は振り返りません。
常に前向きなその姿勢は見習いたいと思います。(笑)


春は入学の季節でもあります。
何を学びたいのか知りませんが、下の子も進学するということで、ダブルヘッダーの魔の2年間が始まりました。
人生の内で一番コスト高な2年間になりそうです。

そんなことで、まず春から移動コストが膨大にかかるようになります。
早速、そのコストの一つとして新たにバイクを一台用意することになりました。
まっ、タイヤ2つということで、4つじゃないだけまだマシなんですが色々と悩むわけです。

しかしスーパーカブの燃費は凄いですね。
カタログスペックではリッター110km走るとなっています。

イメージ 1

エコカー減税なんてアホな祭りやってるのなら、カブを無料で配ったほうが環境にいいのですが、狙いは環境じゃなく、あくまでも自動車会社の売り上げ向上なんでそんなことはしないのです。

カブは大型バイクよりも大きくてスリムなタイヤと、チャリンコベースのスマートなフレーム、
エネルギー効率の良い小さな4ストエンジンのおかげで抜群の燃費です。

できれば過剰なまでにも丈夫過ぎるフレームをもう少し軽量化すればさらに燃費は向上するでしょう。
おそらくはリッター200kmも目指せると思います。
まっ、そんな儲からないテクノロジーを本気で開発する企業はいないでしょうが・・・


そんな偽エコビジネス花盛りの平成時代ですが、ここにきて水素祭りが盛んになりつつあります。
今更なローテク感たっぷりな話になってきています。

水素からエネルギーを取り出すのはいいのですが、その水素をどうやって作るのかが大きな課題になります。
エネルギーを取り出す前に、製造にエネルギーを消費しますので、その差引が本当にペイするかがポイントです。

今の水素の価格は1kg当たり1100円(税別)という設定になっています。
実はこれはガソリンをペースに燃費から逆算された政策的な価格になっています。

実際の生産コストは1kg当たりの3000円を上回ります。
つまりガソリンの3倍ほど割高なエネルギーコストになります。

もちろんガスステーションを作るにも膨大なコストが必要になってきます。
しかし、それでも水素を売りたいという思惑があるのです。

エネルギーの根底を変えることで、それを利用するためのインフラは一掃されます。
それこそが真の狙いで、あくまでも大量消費、大量廃棄が社会景気を支えていると考え方にたったものです。
つまりはエコでも何でもない買換え作戦なのです。

あのアホなグリーン化税制と全く同じ考え方で、
「もったいない」なんて言ってたら社会的に死刑にされるわです。

まるで地デジ化のテレビ一掃作戦と同じに見えてきます。
結果、日本のテレビ作ってた電気屋さんは一斉に不景気に落ち込みましが・・・


水素ビジネスはベースとなるエネルギーをどうしたいかという思惑があります。
見かけはエコで偽装している水素ビジネスですが、その先にあるのは原子力という悪魔のビジネスモデルになっています。

もちろん太陽光発電とか、バイオエネルギーのメタンガスを使うとか、見せかけのエコアピールがされていますが、今のところ有望なエネルギー源は原子力以外にありません。
元々、水素ビジネスは原発を大前提に組み上げられたビジネスモデルなのです。

これから水素を利用した自動車や水素エネルギーを利用したビジネスに係る方は、
自分は原発推進派であるということを強く自覚しておいてください。

もちろん、その将来的な結果にも責任を持ってください。
「水素社会」=「原発社会」ということですから・・・

まっ、世の中春なのかノー天気な話が多いですが、サクラは早めに見に行ってください。
もうそろそろ散ってますから・・・

イメージ 2