美味しそうなお弁当でも、ひっくり返してグチャグチャにしてしまうと一瞬で残飯になってしまいます。
食材としての中身のエネルギーは変りませんが、見た目の価値観がゼロになります。
人の感覚とは不思議なものです。

どれだけボロボロのものでも綺麗に整理整頓すれば価値が出てきます。
ゴミ回収業の方で整理上手な店舗はゴミに見えない時があります。
その作業こそが価値の創造なのです。

ということでお宝(粗大ゴミ)の整理を一日やってました。

思い入れのある品物は中々捨てられないもので溜まる一方です。
物に対する執着心は特に男性に多いようです。

男性は道具によって自らの機能を高める習性があります。
つまり物は自分の体の一部と勘違いするわけです。

一方、女性は基本的に快楽主義ですから、今が気持よければ良いという生き物です。
よって過去のものに執着することなく、今必要の無いものはポンポン捨てていきます。

ここに男女間の生理的なギャップがあるわけです。
これは永遠に理解し合うことはないでしょう。

究極の選択を迫まれ、何を捨てて何を残すか?
心の分別に悩むわけです・・・

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電化製品なんかは細かな部品の合成製品ですが、その合体した姿には既に価値は失われたとしても、
再度それらをプリミティブなものに分解して整理しなおすと価値が復活してきます。

例えば電源やスイッチ、ソケットやスピーカーなど単体の部品は機能価値を失っていません。
何の劣化もしていないものが多いのです。

経済界は大量生産、大量廃棄による物と金の流れを作って経済成長をしたのでしょうが
そのために失われたものが多過ぎるように思います。

もしレゴブロックのように、各部品を組み合わせて一つの合成体を作り、
それを利用した後、不要になったら再度分解して別のものに組み替える、
そんな機能的な製品ができればスマートです。

ゴミのリサイクルとは言われますが、そのほとんどは廃棄されています。
単体のプリミティブな機能を高め、ユニバーサルなジョイントで再利用が出来るものが作れたら世の中は変ると思います。

もちろん、そんなものは誰も作らないと思います。
だって、お金儲けになりませんからね。
マッチポンプ商法は電機業界、自動車業界なんかは最たるものでしょう。


涙の別れと共に・・・大部分はゴミ化しました。

さらば青春の日々よ