高倉健さんが亡くなられたばかりですが、後を追うように菅原文太さんも先日亡くなられました。
昭和の良き時代の俳優さんがいなくなるのはまことに寂しいものです。

最近の愛読書はBE-PAL(ビーパル)なんですが、(といってもブックオフ品ですが)
たまたま手に入れたBE-PAL №383に菅原さんの「農業やろうぜ!」というメッセージ記事が掲載されていました。

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幼いころから土に触れながら田舎で育った私としては当たり前の価値観ですが、
菅原さんは晩年にその域に達したようです。

役者を引退してから76歳で農業をするために山梨県に移住され、
2.7ヘクタールの農園でオーガニックな自然農法によるアスパラガスやトマトなどを栽培していたようです。

農業とは何か? 食とは何か? 国の基本とは何か?
化学肥料や農薬漬けの農業の問題点ついて鋭く発言されています。

原発問題や憲法改正問題に言及されており、
未来の子供たちに対する思いが綴られていました。

菅原さんのベースにあるのは「いのちの大切さ」なんだと思います。
子供さんを事故で亡くされた経験もその思いに繋がっているのかもしれません。


菅原文太が語る「農」「日本の未来」そして「いのち」
http://www.zaikaisapporo.co.jp/kigyou/intervew/165.shtml


どちらの世界に住むかで価値観や人生観は大きく違ってきますが、
同じような考えを持つ方が亡くなられたことが残念です。

心よりご冥福をお祈りします。


菅原文太さんからの最後のメッセージです。

276:「安倍さん、弾は一発の残っとるがよ」総選挙で菅原文太さんの沖縄知事選演説を想う。
投票で「市民の集団的自衛権」の行使を!
http://tkajimura.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html