経団連の米倉弘昌会長は2030年代の原発稼働ゼロに対して
「とてもじゃないが了承しかねる」
「首相を取り巻く閣僚が選挙で右往左往している」
「選挙で揺れ動くのではなく、もっと真剣に日本の行方を考えていただきたい」
と発言したようです。

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TPP問題しかり、米倉の理想はどのような世界なのか理解に苦しみます。
日本の行方をどう思うかは個人の勝手かもしれませんが、概ね発達した都市はこのような結果になります。

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現代の人類を少し遠目に見ると、経済という血液を回し身の回りに石灰岩を積み上げる性質があります。
発展という表現をしているが、結果的に地面を石灰質で覆い被せてこのような風景を作り出します。

この風景が本当に万人が望む風景でしょうか?
だったら誰もバカンスには出かけないだろうし、自然あふれる風景に憧れることもないでしょう。

ここにお住まいの方には失礼だが、私にはゴミの山にしか見えません。
彼らは日々一体何を食べているのだろうか?
その生命はどこから生まれていると思っているのか?
本当に経済発展を優先してこの先人類は生き残れるのか?

・・・

今この世代を生きものとして、全てを否定するつもりはありません。
ただ、バランスが大切だと思います。

原発がなくても他にエネルギーを得る方法はあります。
量は少なくなるかも知れませんが、賢く使う知恵を出すことも可能だと思います。

このままでは人類の発展の先には自己破壊による破滅しかないでしょう。
発展よりも持続、継続することこそ本当の力だと判断すべきだと思います。

少し進め過ぎた物は元に戻し、全体的なバランスを持って見直す時期でしょう。
今回の震災で私達はそれを学ぶ機会を得たと思います。

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経済競争の思想だけで事を進めることは危険です。
何をどう捕らえてどう判断するか?、何を信じるか?、全ては教育だと思います。

今の教育では早い時期に破滅に向かうことは間違いありません。
それは支配層からの仕組まれた罠であることに早く気付いてもらいたいものです。

米倉とて単なる一兵卒でしかないのです。