朝起きて、ポストの新聞を取って、テレビのスイッチを入れる。
新聞を読みながら、テレビのニュース番組を見る・・・

極当たり前な風景ですが、普段見聞きするニュースは創られているということをまず知っておく必要があります。
真実というは難しいのは当然ですが、事実というのも難しいのです。

何をどう捉えて、どう伝えるか?
ちょっとした文書の脚色で受け取り方の印象は大きく違ってきます。
中立で絶対的な事実なんて存在しないのです。

最近ちょっと気なってるニュースが22日に行われるフランスの大統領選です。
今朝のNHK報道では「信用不安対策を最大の争点に」を連呼して協調されています。

確かにそうなんですが、もう一つフランス本土で争点になっている原発問題については微塵も伝えていません。
ウソではありませんが、事実でもないギリギリの言葉の使い方だと思います。

ご存知のようにサルコジ氏は原発推進派で、オランド氏は原発慎重派となっています。
日本の福島の事故を受けてフランス国内でも原発に対する不信感が高まり、今現在、電力の75%を原発に依存していることの見直しを要求する声が増えています。(オランド氏は原発依存50%目標)

現在はオランド氏が有利なようです。
さて結果はどうなんてしょう。

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日本で原発の再稼働の手続きを無理に急いでいるはこの関係かもしれません。
もしフランスで原発推進派が負けるようなことになれば・・・その影響は大きいでしょうね。
それまでに既成の事実を作り出したいと考えているのかもしれません。

ドイツでの脱原発の流れは周知のことですが、イギリスでも脱原発の動きが出ています。
今後、ヨーロッパ全体でその流れは止められないと思います。

5日に起きたフランスでの原発火災と冷却水漏れのニュースも今頃になって軽く触れています。
この件に関して、NHKは故意に情報操作をしていると見るのが正しい気がします。

まーニュース情報は話半分に見聞きするのが良いかもしれません。

今の時代、調べようと思えばインターネットで誰でも簡単に調べることができます。
色々と見比べてみると、情報の温度差が中々面白いですよ。(笑)