昨日、地震があったのですが、第一報が流れたのは個人のTwitterでした。
当たり前ですが現場の情報が一番早いのです。

気象庁や各ニュースサイトに情報が流れ始めたのは地震が起こってから5分ほど後でした。
もしあの地震で津波でもあったら絶対に間に合っていませんよね。

もちろん新聞なんかは翌日です。
全く意味なし、単なるゴミですね。

ネット時代、マスコミュニケーションの在り方が大きく変わっています。
従来のメディアより数倍早く数倍詳しく数倍正確に情報を集める方法はいくらでもあります。

先程からニュージーランドの地震情報を追いかけていますが、NHKよりもYoutubeのほうが全然早くて正確です。
日本のテレビは数時間前にYoutubeで拾った映像をループさせているだけです。

ネットの情報は基本的に全てゴミですが、ゴミの拾い方がポイントです。
最近では新聞屋さんもインターネットでネタを探して、数カ月も遅れてニュースとして流すなんてこともザラにあります。

もう機能してませんよね。
というか時代に追い付いていないのだと思います。
ニュースがオールズになってるんじゃないかと思います。

新聞屋や情報屋の仕事は、情報を提供して自分達の料を得ることが業務目的です。
人のため、世のために良かれとと思って情報集めて発信してるわけではありません。
彼らにとって、あくまでもニュースは商材なのです。

つまり面白おかしく、如何に読者や視聴者の感情を掻き立てるか、この一点につきます。
それによってニュース商材を継続して購読してもらうことが目的です。

これは小説や演劇や映画と全く同じ手法です。
人の感情を揺さぶる一番簡単な方法は、エロスと死です。

エロスは置いといて、一番簡単で効果的なのは死亡記事です。
誰々が死んだ、飛行機事故が起こった、戦争があって何人死んだ・・・
みたいな、その内容が悲惨で死者の数が多ければ多いほどニュース商材としては良質なのです。

私はそんなものは聞きたくも見たくもありませんが・・・
知ったところで何の得にもなりませんからね。

たとえば、自動車や飛行機事故は大なり小なり毎日世界中で起こっています。
それを限られた枠組みや時間枠の中で、どうセンセーショナルに伝えるか?
彼らが悩むのはその一点です。

その時に有効なキーワードは「また」です。
これが一言付けばニュースのシリーズ化が出来、前振りとか面倒な説明も省け効果的な演出が出来ます。
顧客としては、以前のニュースに興味を示してくれた方に引き続きニュースをアピール出来のです。

「また飛行機事故が発生」と報道すれば、
「最近どうなってるんだ?」と読者は興味を持って反応するのです。
つまり感情を動かすことに成功するわけです。

よって彼らにとってニュース商材の主義主張なんてどうでもいいんです。
如何に売れるニュースバリューを作り出せめかが大きな仕事なのです。

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どんな政権でも「与党はぶっ潰せ!、野党は何をしてるだ?」と言い続ければ人の気を引き付けられるという手段です。
これでは本来のマスコミュニケーションには程遠いです。

ジャーナリズムなんて言葉は、取って付けた後付けの格好付けの話で、やってることは単なるニュースの演出家でしかありません。

社説なんてどうでもいいです。
今じゃ個人が書くブログの一記事にも劣ります。
古い、古過ぎる意味のないマスターペションです。


ある意味、ニュースも娯楽情報の一環だと理解して購読している人はまだいいのです。
しかし、それを頭っから丸々信じ込むニュース宗教に入信されてしまっている人達が危ないのです。
完全にマスコミに踊らされて、何も考えない行動に出ます。

これから春にかけてそろそろ大きなニュース合戦が始まる模様です。
まーしかし、上記のことをよーく頭に入れて、話半分でニュースを娯楽として楽しむのが良いかと思います。

何より、しっかりと自分の考えを持つことと、
それを日々の自分の仕事の中で、信念をもってほんの少しでも実行していくことだと思います。

まず考える、そして行動することです。
ささやかな抵抗ですが、日々そう心がけて行動しています。


ということでタイトルはそういう意味での社会的実験でした。
タイトルに吊られてお越しになって内容にご不満を持たれ方、誠に申し訳ありませんでした。
もう二度としませんのでお許しください。m(_ _)m

いや、どうしても我慢がならないという方に、秘密のリンクをご用意しました。
もしよろしければそちらをご覧ください。
決して怪しいものではありません。


またのお越しをお待ちしています。