ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Network Service)SNSは最近映画「ソーシャル・ネットワーク」にもなって言葉的にも一般的になりつつありますが、「社会的ネットワーク」と訳せば広く開かれた人のつながり的なイメージですが、実際ははもっと狭くて(social class)「社会的階層」として閉ざされた一部の人のクラブ的な集まりが正解な気がします。

実際、ネットに夢中になっている人はまだまだ極一部のマニアですからね。

日本ではmixiなどが有名ですが、世界的にはFacebookやMySpaceが代表例となります。
中でも映画の題材になったFacebookは現在6億人ほどの会員数を持っているようです。
まー実際生きてるIDは少ないと思いますが・・・

どうしてFacebookだったのかという話です。

ご存知のようにアメリカは完璧な階層社会です。
上層階と下層階の間にはとんでもない差があります。

まさにアメリカンドリームなんてドリームなんです。
つまり絶対に起こりっこない夢のまた夢というのが現実です。
こういう社会的構造たがらこそFacebookは流行ったのです。

Facebookはハーバードからスタートした超高級な社交クラブのようなものでした。
元々はハーバードのメールアドレスを利用した校内サービスで、実名で登録することで人脈やコネ、恋人を作ることが目的です。

ハーバードやその周辺の特権階級が利用するクローズなネットワークを、少しづつレベルを下げつつ一般に開放したのです。このやり方が絶妙だったと言えます。
mixiが紹介制から登録制に変ったのと訳が違います。

つまり、少し背伸びをして特権階級に入りたがった下層階にブレークしたとも言えます。

その煽りを食ったのが、低年齢層や下層階に人気があったMyspaceです。
今後、従業員の約半分を解雇するようですが、もう浮き目はないでしょうね。


Facebookに登録されたエリート目当てに、女性は将来を約束されている男性を捕まえるのに必死なのです。
当然、実名で売り出しますよね。
もろちんそれを知ってる男性客も殺到するわけです。

Facebookの場合、異性だけではなく同性もOKです。
このほど創設者の一人(男)が、めでたく男性と婚約されたようです。
目的達成なんでしょう。(笑)

つまりFacebookは下半身です。
集団見合い的コンパ集団ですね。

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何のメディアでも下半身に勝るものはありません。
「私はFacebookに入ってるのよ」って私なら恥ずかしくて言えませんね。
まーいつものIDだけは押さえてるんですが・・・

日本では階層意識も低く、中流意識が高い国民性ですからアメリカのようなことにはならないと思います。
第一英語もまともに話せませんし、ハーバードなんて関係ないですからね。

「いいね!」って何が?