あーー待ち遠しい。
この気持ちは恋人を待ってる気持ちですねー

今、何故カブなのか?
正直、若い頃はこれ程ブサイクなバイクはないと思っていました。(笑)

スタイルは中途半端で、決して洗練されているとは言いがたい印象は今も変りませんが、
トータル的ポテンシャルは非常に高いものを持っています。

カブが誕生して50年以上経ちますが、その間生産されたカブシリーズの台数は6000万台以上です。
これは地球上で生産された移動装置として、人類の歴史上ぶっちぎりのダントツ1位の生産台数です。

ハーレーやBMWなどの高級車も足元にも及ばない、世界で一番人気のバイクであると言えます。
その理由はやはり丈夫で長持ち、燃費も良くメンテナンス性も優れていることだと思います。
今時のエコブームの時代にはピッタリなバイクだと言えます。


これだけ長く販売され万人に愛されたバイクですから、様々なカブ伝説があるようです。
こんな動画がありました。

イメージ 1

Honda Cub is the number one motorcycle in the world
http://www.youtube.com/watch?v=aaeKrqJJqm0

バイカーならご存知の「Long Way Round」のチャーリー・ブアマンですが、少々やり過ぎな気もします。(笑)
まー気持ちは分かりますけどね。


スーパーカブC50デラックス(C50K3)の諸元です。
発売時の定価は99,000円だったようです。

全長(m)1.805
全幅(m)0.655
全高(m)0.985
軸距(m)1.175
車両重量(Kg)75
燃費(Km/L)85
総排気量(cc)49
内径×行程(mm)39.0×41.4
最高出力(PS/rpm)4.5/9,000
最大トルク(Kg-m/rpm)0.36/7,000
燃料タンク容量(L)5.5
変速機形式自動遠心常時噛合式、3段リターン
タイヤサイズ2.25-17-4PR


ただカブにも弱点はあります。
それは坂道です。

見た目はいかにも重厚で、どんな坂道でもグイグイと登っていきそうに見えますが、実は非力です。
バニーちゃんはもっと不得意ですが・・・(汗)

これは非力な4ストエンジンと自動遠心クラッチが原因です。
現に坂の多い地方ではあまり売れないタイプのバイクです。
坂道で止まってしまうと厄介なバイクなのです。

パワーで選ぶのなら2ストでぶん回すエンジンが強力なのは明白です。
単純に倍の爆発パワーですからね。

おそらくこのバイクの想定している走行条件は、
基本的に平坦な道で多少の不正地は得意とし、荷物を沢山積んで走行する。
といったものじゃないかと思います。

もちろん原付バイクは最高時速30km/hが原則です。
バカほど早く走ることが目的ではありません。
どこまでも平常心でトコトコ走る姿こそカブらしいのです。


もちろんバニーちゃんも忘れてはいませんよ。
それもあってカブ系エンジンで固めています。
(モドキですが・・・)

愛人は多い程良いのです。(笑)