ママ御一行は昨日帰還されました。
もう自由時間ではなくなりましたが、実は本日夏休みを頂いています。

台風の影響でしょうか、午前中は雨でした。
納屋ワークに専念しましょう。


問題のフロントフォークです。
未だに明快な解決策が見出せないまま、とりあえず工作を始めました。

まず難関はネックの所(ヘッドチューブ)の軸穴加工です。
フロントフォークはこれに直行して取り付ける必要があります。
加工にかなりの精度が必要な部分です。
何度となく現物合わせを行い、最後はエイヤーです。

10mmの穴を垂直に89mmの長さで貫通する必要がありますが、これがうちのボール盤では1回で貫通出来ないのです。裏表を2回、寸分の狂い無くピッタリと貫通させるのは・・・ほとんど奇跡です。

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その奇跡が起こりました。
最後は目分量でしたが、それが幸いしました。

フロンフォーク側も同じ精度で加工が必要です。
緊張の連続で、この作業だけでTシャツ1枚グッジョブです。
取り付けるとこんな感じです。

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問題は強度です。
車体だけでも70~80kgはあると思います。
それに私がまたがると150kg以上になると思います。(逆算しないでね)

その重量を前後の車輪で支えるわけですが、ネックにかかる力は相当なものだと思います。
さらに走行すれば加速が付くのでかかる力も倍増します。

さてどうでしょうか?
こればかりはタイヤを地に着けて見ないと分かりません。

・・・

「アテンションプリーズ」
「ご搭乗の皆様、当機は只今より着陸体勢に入ります」
「シートベルトをしっかり締めて、万が一の時のための心の準備をお願いします」

それでは最終アプローチに入ります。
「進入進路、良ーし!」
「降下速度、良ーし!」

では、タッチダウン!

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立ってます。
車体のみの接地では問題はなさそうです。
スタンドも付いて自立出来るようになりました。

カッコイイ♪
この時点でもうほとんど満足しましたが、
勿論またがってみました。


シート位置にゆっくりと腰を下ろしていきます・・・
そろ~りと両足を浮かしてみると・・・持ち応えています。

案じたミシミシ感はなさそうです。
予想より強度はありそうですね。

では転がってもらいましょう。
ハンドルがまだありませんので、フロントフォークをしっかりと両手で掴んで、ゆっくりと足で地面を蹴ってみると・・・
スーーーーー、スムーズです。
ビューティフル!!

ハンドルを付けてケッターマシーンで遊んでも良さそうな感じです。

これでこの子の将来も明るくなってきました。
まだまだ細かな工作が沢山残っていますが、ボチボチ進めたいと思います。