Arduinoでは定番中の定番「Auduino」も一応試しておきました。
Auduinoはソフトシンセの一種で簡単な音作りが出来るようです。

ハードウェアの構造はいたって簡単で、ボリュームを5個アナログピンに接続するだけです。
Arduinoでは0~5Vのアナログ電圧を1024段階に計測する機能があります。
これを使って適当にモジュレーションが掛かる仕組みのようです。

// Analog in 0: Grain 1 pitch
// Analog in 1: Grain 2 decay
// Analog in 2: Grain 1 decay
// Analog in 3: Grain 2 pitch
// Analog in 4: Grain repetition frequency

詳細は本家を参照してください。


問題はボリュームが5個必要なことですが、そんなものは家にありません。
ので6B鉛筆とクリップで簡易的なボリュームを作ってみました。

イメージ 1

作り方は簡単で、鉛筆で適当に塗りつぶしたバーを描いて、両極にクリップセットするだけです。
塗りこみ具合で抵抗値が変るので、予めテスターで計測しておけばバッチリデス。
あとは適当に接点用クリップで当たりを探るだけです。

ついでにヨーグルトの容器でスピーカーも作ってみました。
音量も音域も広がってよく聞こえるようになります。
もちろん圧電ブザーよりラインアウトして通常のスピーカーで聞くほうが太い音が出て良いと思います。

例えばこんな音が出ます。


Auduino - The Arduino synthesiser
http://www.youtube.com/watch?v=1LKmtJHSLF0

元々は適当なソフトシンセなので、こんなものほうが逆に意外性のある音が出て面白いかもしれません。
ほとんどノイズのようなものですが、しばらくは楽しめました。